★★☆☆☆ 著者:羽山信樹 出版社:新人物往来社(文庫版あり・3巻構成) 文庫(小学館)⇒定価:670円 出版年月:1999年7月 ボリューム:347P
寛永十年(一六三三)、 一人の若い牢人者がフラリと尾張名古屋城下に現れた。 男は名を新珠尊之介といい、後醍醐天皇の血をひく南朝の皇胤であった。 尾張は、家康の第九子である義直が支配していた。 義直は無類の学問好きで、特に神道、儒学に造詣が深く、 その敬神崇儒の考え方から、 皇室をないがしろにする幕府のやり方に満腔の不満を抱いていた。 とりわけ第三代将軍家光に対しては、叔父・甥の微妙な感情もからみ、 両者の対立は一触即発の危機を孕んでいた。 義直の前に、新珠尊之介が現れたのは、そんな折であった…。 新珠尊之介と三種の神器の一つ「八坂瓊曲玉」をめぐって 繰り広げられる巨大な陰謀。 柳生十兵衛と尊之介の秘術を尽した凄絶な決闘。 非情の暗殺と忍者の死闘。 (amazon.co.jpより)
御三家謀反!? 再び南北朝対立!? 江戸幕府崩壊の瀬戸際・・・ 続きを読む
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