評価:★★★☆☆ 著者:笹沢左保 定価:1680円 出版社:祥伝社 出版年月:1993年12月
「余は生まれながらの将軍である」と宣言した三代将軍家光は、 徳川の礎を磐石のものとした。 だが、自らの死期に臨み、胸を過るのは、 十一歳にして将軍職となる幼い家綱の将来に対する不安だった… 家光の遺志を継ぎ、私心なく家綱と幕府を護ろうとする寛永の遺臣たち。 やがて台頭してくる家綱付きの新興勢力である幕臣たち。 その虚々実々の駆け引きと、熾烈な政争。 将軍家になり代わり権勢を恣にする幕府要人たちの栄枯盛衰と時代の変わる様を、 冷徹な視点と厖大な資料をもとに描く、 著者渾身の大型歴史小説の第一弾。 (amazon.co.jpより)
幕閣・・・ 江戸幕府の実質的な最高決定機関。 今で言えば内閣にでもあたるのでしょうか。 続きを読む
テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌
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