ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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黒い風雲児
★★★★☆
著者:高橋直樹 出版社:新人物往来社
定価:1733円 出版年月:1996年4月 ボリューム:314P

敗亡した宇喜多家の再興と父祖の復仇を幼い胸に誓った八郎―
「居眠り狸」といわれた一人の少年が、
いかにして弱肉強食の乱世をのし上がっていったか。
権謀術数の限りを尽し、
備前・美作を斬り従えた宇喜多直家の若き日を鮮烈に描く傑作歴史長篇。
(amazon.co.jpより)


ガツーンと来ました。
戦国乱世、弱肉強食、言葉で言うのは簡単です。
でも、そんな世の中で弱い者が生きていくのがどれだけ大変なことか。
幼くして祖父、父、弟を失う直家。
特に弟を喪う場面は悲惨です。
祖父の仇に難癖をつけられ、叩き殺される弟。
その遺体を馬に乗せ、館へ帰る直家。
どれだけ惨めで、どれだけ足取りが重いものか。

太平楽に消費社会を生きる我らには想像もつかないものでしょう。

弱いことの惨めさ、辛さを知るだけに、直家の戦い方は徹底しています。
暗殺、だまし討ち、裏切り、なんでも御座れです。
自分を支えてくれた義父までだまし討ちにして所領を奪います。

信長や秀吉だけ見ていては、知ることのできない乱世のリアリズム。
弱さから逃れる為に利用できるものを全て利用した男の生き様です。

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

コメント
no title
揺れ動く中小大名家に注目すると、今も昔も変わらないんだな~と思っちゃいますね。
[2005/10/27 22:37] URL | 超一郎 #- [ 編集 ]

no title
超一郎さん、コメントありがとう。
「帰るところのある者は信用できない」って
流れ者をどんどん採り入れて家臣団を編成してます。

実力主義、強く(大きく)なろうという脅迫観念は、
今のITベンチャーにも共通してるかもしれませんね(笑)
[2005/10/27 22:47] URL | yoshi #- [ 編集 ]


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