★★★★☆ 著者:高橋直樹 出版社:新人物往来社 定価:1733円 出版年月:1996年11月 ボリューム:252P
謀反の子という汚名を負った七兵衛信澄の生きざまを描く 「織田七兵衛」をはじめ、足利義輝、穴山梅雪らが登場する5篇を収録。 骨肉相食む戦国乱世を駆けた男たちの野望と非業の最期を 雄渾の筆致で描く気鋭の歴史秀作集。 (amazon.co.jpより)
津田信澄(織田信長の甥)、岡田重孝、穴山梅雪など 「信長の野望」に出てきても、活躍は望めない武将たちが主人公の短編集。 ちなみに足利義輝が主人公の短編も収録。 どの人物も運命や時代の流れに逆らおうと足掻きながら無念の最期を遂げる。
特に印象に残ったのが、「織田七兵衛」。 謀反人 織田信行(信長の弟)の子として生まれた津田信澄。 父と瓜二つの容姿に悩みつつ、必死で信長へ奉公。 その甲斐あって頭角を現すも、本能寺の変に巻き込まれ・・・
乱世に夢破れ散っていく漢たち。 死してなお、思い、枯野を駆け巡るようです。
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テーマ:歴史小説 - ジャンル:本・雑誌
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