★★☆☆☆ 監督:竹内スグル・実相寺昭雄・佐藤寿保・カネコアツシ 出演:浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平ほか
荒野を歩き続けていた男の意識が、 やがて錯乱の淵へ堕ちていく悪夢譚、「火星の運河」。 殺人事件の現場に残された和鏡の謎を追う、 美青年・透と明智小五郎の物語「鏡地獄」。 廃墟でひっそりと暮らす、胴体だけの夫とその妻の奇行を、 一人の男が屋根裏から監視し記録する「芋虫」。 恋焦がれる女優を殺害した運転手の、異常な執着を描く「蟲」。 4つの物語は、やがてひとつの大きな流れへと向かっていく。 (goo映画より)
ベタなコメントを書きます。 見てる方が地獄の映画でした。 「芋虫」あたりから寝てる人も多かったな・・・
「火星の運河」、なんのこっちゃ?という映画です。 前衛的すぎて、まったく意味が分からなかった。 そこがいいという人もいるのでしょうが、ボクには・・・
「蟲」、グロすぎ。 R-15って、これは高校生にも見せちゃダメだろ。 パンツいっちょで往来の人に謝る浅野忠信が痛々しかった。
「鏡地獄」・「芋虫」、これは良くできてます。 特に、鏡の魔性に魅せられていく成宮、「芋虫」の美しさに引きこまれる松田。 この世ならぬものに魅せられた者たちの末路・・・ これが江戸川乱歩の真骨頂なのかと思います。 「蟲」も、その点では共通してますね。
それにしても、江戸川乱歩を映画化するなら、 佐野史郎も出してやれば良かったのに。 ノーギャラでも出演したんじゃないでしょうか。
あと、 良く分からないもの、ちょっと捻じ曲がったものを浅野忠信に押しつけるの、 もう止めにしませんか。 「蟲」はかなり痛々しかったな。 さりとて、代わりになる俳優も無し。 松田龍平の成長を待つしかないのでしょうか。
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画
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