ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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武家盛衰記
★★★☆☆
著者:南條範夫 出版社:文藝春秋(文庫版あり)
文庫(文春)⇒定価:509円 出版年月:1989年10月 ボリューム:446P

戦国武将に欠かせぬもの―
それは戦略と政略である。
戦場での決断だけでなく、
遠交近攻の政治的判断に優れた者のみが乱世を生き抜いたのだ。
本書に収めた24人の武将は、それぞれに個性的で、輝いている。
友情と信義に殉ずる者あり、情誼を踏みにじって平然たる者あり、
現代にも通ずる人間の生きざまが窺え、興味は尽きない。
(文庫裏表紙より)


戦略・政略をキーワードに24人の武将をぶった斬った武将寸評集。
淡々とした語り口でエピソードを並べ、真偽を判断、
武将の実像に迫っていきます。

信長や秀吉、信玄、謙信などスーパーメジャーは選ばず、
細川幽斎、蒲生氏郷、津軽為信を評しているところが面白い。
著者が嘘と判断するエピソードも挙げることで、
読者に想像の余地を残してくれてます。

加藤清正や安国寺恵慧に対するキビシイ評も面白いけど、
印象に残ったのは藤堂高虎。
主家を転々、家康に対する阿諛追従など、嫌なやつのイメージが強い高虎。

しかし、
大坂冬の陣で家康から戦略を聞かれ、
「特別の思案はありませぬ。
何とかして敵をおびき出し、退かせぬようにあしらい、
敵が引く時は、それに付け入って攻めるほかに手だてはないと思います。」
と応えたり、

秀忠から天下泰平の時に最も大切なことを聞かれ、
「人を見分けることが第一だと存じます。
大軍を率いて、その指図かけひきに困らぬ大勇のある者、
・・・格別の働きはなくても律儀にその場を守って死ぬ者、
国を興し賞罰を正しくし、一国の士民末々まで安心させる者、
一郡一郷の支配を立派に務める者・・・など、
器量の大小に応じてそれぞれの能というものがあります。
それぞれの人物を判断して、その器量に応じたことを仰せつけられれば、
誰もみな力に応じた働きをしましょう。」
と応えるなど、浮かび上がるのは、バランス感覚ある常識人。

現代にいても、良き上司・経営者になったのではないでしょうか。

自分が仕えるんだったら、誰がいいかな
とか想像しながら読んでも面白い本です。

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