★★☆☆☆ 監督:スティーヴ・ベック 出演:トニー・シャルーブ、エンベス・デイヴィッツほか
アーサーは火事で妻を亡くし、失意の中、 娘キャサリンと息子ボビー、家政婦マギーの4人で生活していた。 そんなある日、叔父で大富豪のサイラスが亡くなり、 その遺産が甥であるアーサーのもとへ舞い込んできた。 一家は早速サイラスの屋敷へ向かった。 その屋敷は異様なほど頑強に造られており、 壁には奇妙な文字が書かれていた。 入り口には心霊研究家を名乗るラフキンという男が待っていた。 一家は恐る恐る屋敷の中へと足を踏み入れる。 内部は、さらに奇妙な構造になっていた。 やがて彼らは、ここに人間以外の何者かが潜んでいることを知るのだった。 (yahoo.movies!より)
集められた12体のゴースト、13番目が揃うとき、開くのは・・・ 1960年の同名映画のリメイク版。 本家は、幽霊屋敷のギミックで相当の人気を博したそうです。
でも、この作品は・・・
確かに、キ○ガイ富豪サイラスの幽霊屋敷、リッパです。 所狭しと飾られる日本刀、アンティーク家具、 ラテン語の呪文が描きこまれたガラス、刃のオリ・・・ 幽霊の姿を露わにするメガネの設定もなかなか。
出てくるゴーストも個性的。 幽霊狩り部隊に大打撃を与えた「破壊者」、 爪が印象的な凶悪「ジャッカル」などなど。
ただ、dead or alive問わず、登場人物のインパクト薄し。 死ぬシーンも何だか淡白。 ゴーストもちっとも怖くない。 一生懸命追いかけてくるんだけど、 幽霊というより、凶悪犯罪者、乱暴者に近い。
結局、幽霊屋敷のセットに食われてしまってます。 未見だけど(見ることもなさそう)、本家もこんな感じなのかなぁ。
それにしても、サイラスの野望。 『幽々白書』の某オーナーを思い出してしまいました。 黒いスーツを好んだ彼もまた、A級やS級の妖怪が この世の秩序をブチ壊すとこを見るため人生を賭けてきたんだろうな・・・
⇒ 映画の目次へ。
スポンサーサイト
テーマ:ホラー - ジャンル:映画
|