ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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パルテノン-アクロポリスを巡る三つの物語
★★★☆☆
著者:柳広司 出版社:実業之日本社
定価:1890円 出版年月:2004年7月 ボリューム:349P

紀元前5世紀、アテナイの政治家ペリクレスは、
ペルシア戦争で荒廃した聖域(アクロポリス)復興を計画。
幼なじみの天才芸術家フェイディアスを総監督に任命し、
15年の歳月をかけてアテナイの丘にパルテノン神殿を出現させた……。
生涯を「民主制」と「究極の美」の完成に捧げた
ふたりの男の情熱と友情を描く表題作「パルテノン」のほか、
栄華を極めたアテナイが舞台の中編二編を収録。
古代ギリシア黄金期をダイナミックに俯瞰する、歴史小説の新たなる試み!
(amazon.co.jpより)


ニートだった著者がギリシア旅行でモチーフを得た短編集。

ギリシア全土に張り巡らせた情報網、
最先端の合理的思考を武器に富を築く巫女を描いた「巫女」、
サラミス海戦の英雄テミストクレスを題材に
民主主義の皮肉を描いた「テミストクレス案」、
ギリシアの英雄ペリクレスとフェイディアスの友情、
パルテノン神殿建設にかけた情熱を描く「パルテノン」。

どの短編も秀逸。
特に「巫女」。

科学、情報を武器に予言ならぬ「分析」を行なっていた巫女アリストニケ。
自分以上に確かなものは無い。
予言のこつは如何にもっともらしく聞こえさせるか。

デルポイの富を守る為、ペルシア戦争についても冷徹な分析を下します。
そんな彼女の言葉を予言と信じ、ギリシア防衛のため命を賭す若者たち。
スパルタの若き王レオニダスの決断。
冷めていたアリストニケの心も動いていく・・・

導入も巧いし、時空を超えたギリシアを描き出す筆力もなかなか。
今後に期待の作家です。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 

⇒ 歴史小説の目次へ。
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