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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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信玄狙撃
★★★☆☆
著者:新宮正春 出版社:新人物往来社(文庫版あり)
文庫(徳間)⇒定価:469円 出版年月:1992年6月 ボリューム:254P

元亀三年、京への進軍を開始した武田信玄は
遠州三方ケ原で信長・家康軍を蹴散らし、
三河野田城に殺到して城壁崩しの作戦にかかった。
同じ頃、甲斐・諏訪口の烽火台では、
信玄の宿将小山田信茂の素っ破の小頭・佐平次が、
歩き巫女のおりょうと密会、信玄狙撃の手はずを告げた。
まもなく姿をみせた火縄銃の名手・五町打ちの半四郎に、
佐平次は鉄砲と黄金の弾を手わたす…。
表題作他、傑作"武田軍記"。
(amazon.co.jpより)


人は石垣、人は城。
風林火山の旗の陰には侍・忍の陰鬱なドラマ。
武田信玄とその配下たち。
高坂弾正、馬場美濃守、内藤修理、山県昌景、真田幸隆・・・
綺羅星の如き24将。

まさに夢の主従関係、理想の組織と謳われます。
しかしてその実態は。。

後継問題、在地の有力家臣、他の戦国大名と同じ悩みを抱える武田家。
山国甲斐の四季同様、時に熱く時に冷たい主従の関係。

面白いのは、本人を主人公にすることなく、
短編集を通じ巧みに信玄像を描ききっているところ。

冷徹で、人間心理の裏に通じた油断できない男。
そんな男に仕える侍や忍の人間ドラマ。

華やかさ、爽やかさとは対極。
陰惨極まりない武田の実情。

徳川家康による武田家臣団の吸収、受容。
歴史の流れを踏まえると、
江戸期の武士につきまとう暗さ、やるせなさの理由も理解できます。

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テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌

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