ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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ハルビン・カフェ
★★★☆☆
著者:打海文三 出版社:角川書店(文庫版あり)
文庫版(角川)⇒定価:860円 出版年月:2005年7月 ボリューム:600P

福井県の西端にある海市の旧市街では中国人街が形成され、
それぞれ支配下におくマフィアが厳しく対立し、
警官の殉職率が東京をはるかに凌驚するレベルにまで達していた…。
裏切り、嫉妬、権力への欲望を描く。
(amazon.co.jpより)


キャリア制度打破、下級警官による革命、
背後に見え隠れする「魂のない男」。
『裸者と裸者』同様、近未来の日本を描いたハードボイルド。

朝鮮系、中国系の流入で、異世界の様を呈する都市、海市。
凶悪犯罪の増加 ⇒ 殉職警官の増加。
これだけは変わらないキャリアシステムの旧弊。
積もり積もった下級警官の不満が、警官によるテロ組織「P」の決起へ。

P崩壊後、裏切り者の追及の中で明らかになっていく残酷な事実。

革命という魂たぎる事件が、独りの魂のない男による陰謀だった・・・

『裸者と裸者』にも共通してますが、
灰色の近未来をキャンバスに黒色の絵の具で
謀略、絶望、謀略を描かせたら、著者の右に出るもの無し。

魂のない男へ汚れの無い思いを抱く少女、
再会の願いは叶うのか。

独特の構成(視点があちこちに移動します)、
登場人物と読者の情報ギャップ(後半一気に溝は埋められます)、
読みにくい本であることはたしか。

でも、読後に何ともいえない苦味が広がります。
冬の夕暮れに是非。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 

⇒ その他小説の目次へ。
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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

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ハルビン・カフェ

舞台は福井県西端の新興都市・海市。大陸の動乱を逃れて大量の難民は押し寄せ、海市は中・韓・露のマフィアが覇を競う無法地帯と化した。相次ぐ現場警官の殉死に業を煮やした市警の一部は自警主義に走り、警官殺しに報復するテロ組織(通称P)が誕生する。警官の警官によ..
[2005/12/24 23:38] Remember Tomorrow

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