ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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下流社会
著者:三浦展 出版社:光文社
定価:819円 出版年月:2005年9月 ボリューム:284P

「いつかはクラウン」から「毎日100円ショップ」の時代へ 
もはや「中流」ではない。「下流」なのだ
「下流」とは、単に所得が低いということではない。
コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、
つまり総じて人生への意欲が低いのである。
その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。
そして彼らの中には、だらだら歩き、だらだら生きている者も少なくない。
その方が楽だからだ。(「はじめに」より)
「下流社会」とは具体的にどんな社会で、
若い世代の価値観、生活、消費は今どう変わりつつあるのか。
マーケティング・アナリストである著者が豊富なデータを元に書き上げた、
階層問題における初の消費社会論。
(amazon.co.jpより)


パンチの効いたタイトル。
直球勝負のAre you happy?
間違いなく2005年の話題作の一つ。
評価はさまざま、アマゾンでも好悪完全に2分されてるようです。
☆は3つ。

たしかに、見え隠れする著者の一方的な価値判断。
上流 ⇒ 爽やか、かわいい、スポーツもできる。
下流 ⇒ ヒッキー、センスない、スポーツ見るだけ、3Pやってるだけ。
     (3P=PS、PC、Personal Phone)

今後は上流にターゲットを絞ったマーケティングに活路あり、
でも下流から搾ることも忘れないでね。
って、終始、下流社会の住人に冷たいトーン。

しかも、挿入される写真・その説明文が胡散臭い。
駅で座り込む若者の写真、
説明書きが「希望を失った若者が街中に倒れこんでいる」(p109)って
単に酔っ払ってるだけじゃねぇの?

びっくりしたのは、上流のサイクリング志向。
25パーセント以上がサイクリングを趣味としてるそうです。
ホントかなぁ。

胡散臭さはぬぐえませんが、
フリーター・ニートの増加に代表される若者層の変化に
「意欲」に着目してアプローチした点は評価すべき。

冒頭の下流度チェックも興味深い。
信憑性はあまり感じられないけど、12項目中6項目に該当。

上流とか下流とか拘らず、あるがままに、望むように生きればいい
と思うのですが、著者に言わせれば、これも下流の考え方なんだろうな。

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テーマ:経済 - ジャンル:政治・経済

コメント

トラックバックありがとうございます。
言われるように、きな臭い感は十分にありますが、インパクトはある作品だと思います。
[2006/01/05 21:58] URL | みつ #- [ 編集 ]


こんにちは。

みつさんのおっしゃる通り、インパクト満点ですよね。
しかも、自分が下流のマインドを持ってるんじゃないかという疑惑が・・・
日々強くなっています。

2005年の一発で終わらず、
さらに分析を深め、続編を出して欲しいです。
[2006/01/06 08:02] URL | yoshi #sSHoJftA [ 編集 ]


ヒネッタかたちでのUPPER CLASS礼賛論なのでしょうね。
イギリス的な上流階級がカッコよくて、下流社会からは文化が生まれない……、というありがちな偏見。
確かに、現在の状況を見ると、下流社会発の文化は、停滞しています。が、かつてセックスピストルズが出たような形で、近い将来逆襲が起きるのでは?

このあたりは、林真吾さんの「しのびよるネオ階級社会」の分析が深いです。階級それ自体でなく、階級が世代を越えて固定化していくことにこそ怖さがあり、
一方で、日本人の多くは、そういう階級社会をなんとなく是認してしまう傾向がある……。
問題にしなければいけないのは、こちらの方でないかと思います
[2006/01/23 19:03] URL | デルタ #- [ 編集 ]


こんばんは、デルタさん。

おっしゃる通り、
ボクも格差社会より格差固定社会が怖いです。
避けなければならないのは貧富の拡大ではなく、社会から活力が奪われること。
このままだと日本は、かつてのイギリスのような社会になってしまうのでは。
[2006/01/23 21:41] URL | yoshi #sSHoJftA [ 編集 ]


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下流社会 三浦展

書評。最近、三浦展「下流社会」光文社新書 が話題のようで、つい店頭で見た私も買ってしまったという経緯がある。私の視点で見たこの本の概要。日本において現代~201X年、
[2006/01/23 08:37] HKN's Diary

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