ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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光秀の十二日
★★★★☆
著者:羽山信樹 出版社:新人物往来社(文庫版あり)
文庫(小学館)⇒定価:630円 出版年月:2000年7月 ボリューム:297P

秀吉は官兵衛にぽつりと、言った。
「よう踊ったの、光秀殿は」「殿の深慮遠謀、恐れ入りまする」―
本能寺で織田信長を弑逆した明智光秀は安土城に入り信長の居室にいた。
障子を開けた光秀の視界に湖水の青がとび込んできた。
茫々と広がる湖、比叡、比良の山並み…。
ふと、光秀は己が湖のただ中に独りいる錯覚を覚えた。
(右府様は孤独だった)
その思いが、今、鋭く烈しく光秀に突き刺った。
"本能寺の変"の謎と十二日天下の光秀の動きに迫る秀逸時代長編。
(amazon.co.jpより)


日本史上最大の悲喜劇、本能寺後の光秀の迷走。

3日天下。
不名誉な故事成語の語源となった、光秀の奇怪な行動。
軍事・経済の要所安土を固めるでもなく、
金銀で兵を募るでもなく、
潜在的味方(細川幽斎&忠興、筒井順慶)に捨てられ、あえない最期。

その謎、さらには本能寺の真相に切りこんで行くのが本書。
↑のあらすじ通り、秀吉の暗躍凄まじい。
実はボクも秀吉関与説に強く惹かれるものあり。
中国大返し、山崎合戦の手並み、まるで予期していたかのような鮮やかさ。
光秀の動きを知りつつ放置したくらいのことはあったのでは・・・

これだけでも十分な素材ですが、特筆すべきは裏結崎
表芸の能、裏芸の忍を極めた元阿弥、太郎左、次郎、三郎。
世阿弥正統でありながら歴史の陰に隠れた一座。
本能寺の変、光秀の迷走にどう絡んでいくのか。

『朝長』、『頼政』、『経清』(それぞれ容を変えど家族の悲劇がテーマ)、
各章のタイトルになった修羅能の謡い響くなか、破滅へひた走る光秀。
戦国一家族思いの男の最期、どうか見届けてやってください。

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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