ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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世界の中心で、愛をさけぶ
★★★☆☆
著者:片山恭一 出版社:小学館(文庫版あり)
文庫(小学館)⇒定価:520円 出版年月:2006年7月 ボリューム:240P

「好きな人を亡くすことは、なぜ辛いのだろうか」
――十数年前、高校時代に体験した恋人の死を巡って展開される
どこまでもピュアな物語世界。
『ジャンプ』佐藤正午氏推薦の清新な書き下ろし恋愛小説!
主人公は朔太郎という名の、地方都市に住む高校2年生。
物語は、アキという名の同級生の恋人の死から始まる。
そして生前の彼女との思い出を回想するように、
ふたりの出会い、放課後のデート、
恋人の墓から遺骨の一部を盗んだ祖父の哀しくユニークな話、
ふたりだけの無人島への旅、そして彼女の発病・入院、病院からの脱出、
そして空港での彼女の死までのストーリーが語られ、
その中で朔太郎は自分の「生」の充足が、
彼女との出会いから始まっていたことに気づく。
アキの死から十数年が経過した今も粉状になった彼女の遺骨の一部を
小さな硝子瓶に持ち続けていた朔太郎は、
新たな恋人とともにアキとの思い出が詰まった郷里を訪ねる。
そして「アキの死」が残したものの大きさを感じながら、
ふたりがかつて
一緒にいた郷里の学校のグラウンドで静かに骨を撒いた――。
(amazon.co.jpより)


平井堅や柴咲コウの歌声もない、
泣かせようという演出もない。
でも、ボクにとってのセカチュウはこれ。
今日テレビ版の最終回を放送していたので、
横目で見つつ、再読してしまいました。

ボクが、この本に会ったのは3年前。
映画にもテレビにもならない頃。三茶の文教堂でなんとなく手に取りました。
「泣ける」、「読んで2日経ったが、ずっと本のことを考えている」
そんな帯に引かれ読み始めましたが、
涙は1滴もこぼれず。

むしろ、朔太郎と亜紀、二人の透明な思いに圧倒されました。
学生という立場、周りへの照れ、
病気、死・・・
環境によって不純物をこし取られた完全無垢な純潔。

死を前提にした関係が描き出す無限のclearness。

ようやくにして思いを受けとめ歩き出すエンディングも好印象でした。

こういう思い(果たして「愛」と呼ぶのが妥当かどうか自信がありません)、
10代半ばの、この時期にしか抱けないのでは。

泣きたいときはテレビ版・映画版を見れば十分。
でも、頭の先までクリアになるような透明さ、
これは小説版だけが与えてくれるものだと思います。

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テーマ:やさしい気持ちになれる本 - ジャンル:本・雑誌

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