★★★☆☆ 著者:八木教広 出版社:集英社 定価(1巻):410円 出版年月:2002年1月
古より人が「妖魔」に喰われる存在であったこの世界。 人は長く妖魔に対抗する手段を持てずにいた…。 だが背に大剣を背負い、妖魔と戦い続ける一人の戦士が現れ…。 「クレイモア」と呼ばれる少女の戦いが始まる!! (amazon.co.jpより)
曰く銀眼の魔女、 曰く銀眼の斬殺者。 対妖魔リーサルウェポンの歩む孤独な道。 金はいらん。 後から回収にくる者に払ってくれ。 私がしくじって死ねば払う必要などないということだ。 徹底してますよね、クレアのドライさ。
深いです、このマンガ。 ジャンプ・コミックスだったのでびっくりしました。 だって週刊ジャンプで連載できる内容ではないので・・・ 案の定月刊ジャンプでした。
荒削りの絵、突然回想に入るストーリー展開も月刊ジャンプ的。
主人公クレアは、クレイモアと呼ばれる妖魔退治専門の戦士。 このマンガの世界では、 妖魔は人間に化け世間に溶け込み、人を喰らいます。 それを探知・退治できるのは、半人半妖のクレイモアだけ。
物語に格段の深みを与えるのは、 黒の書と覚醒。 半人半妖のクレイモア、やがては妖の部分に負けてしまいます。 そして、妖魔を超える存在である覚醒者へ。 その前に自分がもっとも信頼する者に、 自らを殺すことを依頼するのが黒の書。 人々のため妖魔を退治し続けた後に待つ悲惨な運命。
妖魔を上回る強敵、覚醒者との戦い、 これが今後のストーリーの核となっていくはず。 (はっきり言って、並の妖魔弱すぎだし・・・) うーむ、先が気になります。
amazon.co.jpでcheck! ⇒
⇒ マンガの目次へ。
スポンサーサイト
テーマ:漫画レビュー - ジャンル:アニメ・コミック
|