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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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冷戦とは何だったのか―戦後政治史とスターリン
著者:ヴォイチェフ・マストニー、訳者:秋野豊ほか 出版社:柏書房
定価:3990円 出版年月:2000年3月 ボリューム:374P

脅威と不安で世界が震撼した「冷戦」とは何だったのか。
朝鮮戦争、ベルリン封鎖、ユーゴ問題…。
新たに公開となった史料を駆使して冷戦の本質を再構成する。
(amazon.co.jpより)


ソ連側から見た冷戦の起源。
学生時代に読んだ専門書の中で抜群の面白さ。
ヨシフ・スターリン
20世紀を代表する政治家の一人で、軍人でもあり、虐殺者でもあります。
1人殺せば殺人で、100人殺せば英雄になれる!
と言ったとか言わないとか。

この本は、そんなトンデモ人間スターリンを中心に
「冷戦の起源とはなんだったのか」を解き明かして行きます。
分析はソ連側中心。

資料の新しさもさることながら、
著者の目のつけどころがスゴイ。

冷戦開始のキーを、「ソ連の恐怖」に求めます。
ナポレオン戦争、第2次大戦、ヨーロッパ強国に侵略され続けた歴史。
そのトラウマがアメリカ覇権への挑戦的とも見える反応を生んだという分析。
ミアシェイマーのネオ・リアリズムを連想させます。
あれも、国家の恐怖(fear)に着目してたはず。

歴史の面白さ、深さを伝えてくれる1冊。
しかも、専門書なのに文章は簡易平明。
訳者、いい仕事してます。
ジョン・ギャディス『ロング・ピース』と合わせて読むと理解も深まります。

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テーマ:思想・社会・メディア - ジャンル:本・雑誌

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