★★☆☆☆ 著者:山田悠介 出版社:文芸社 定価:1100円 出版年月:2003年11月 ボリューム:280P
ショパンの「別れの曲」がピアノで弾かれると… 突然、男の口から発せられる言葉が女言葉になった。 「いい加減にしてよ!」 ポッカリと口を開けて待っていた「席」。 座ったとたん、人生の歯車が狂い出す…! (amazon.co.jpより)
転校生カナが辛酸舐めました。 静岡から転向してきたカナが体験する恐怖。 「座ると死ぬ席」、学校の怪談でありそうですよね。
ホラーというより、異常性格者がテーマ。 ただ、「異常」のわりには、展開が想定の範囲内。
読み応えを感じられないのは、登場人物の薄っぺらさか。
主人公のカナ。 良くも悪くもどこにでもいる女子高生。 行動力はありますが。
教師市村。 熱血教師。生徒思いですね。
躍動感、リアリティを感じられないんだよね。。。 ストーリーに意表を衝かれることもないし、ダラダラ感は否めず。
2時間くらいで読める手ごろさが救いかな。
暇を持て余したらどうぞ。
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テーマ:ファンタジー・ホラー - ジャンル:本・雑誌
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