★★☆☆☆ 著者:田中芳樹 出版社:新潮社 定価:1680円 出版年月:2004年10月 ボリューム:306P
太宗皇帝の命を受け、 王玄策は、長安から遙かインドに向かう。 苦難の旅路を経て、ようやく辿り着いたマカダ国では、 政権を奪った悪王が人びとを苦しめていた。 義に厚い好漢は怒りに震える。だが彼に頼るべき兵はない。 国際政治に通じた王玄策は、軍勢を得るため、ある計略にすべてを賭けた。 その知力で、強大な敵を破った中国史最強の文官、鮮烈に登場。 (amazon.co.jpより)
敵地で軍勢を調達、3倍以上の敵軍を打ち破る。 こんな漢、見た事ねェ。 王玄策。 中国人。唐の人。 知ってる人は殆どいないはず。
彼のスゴイとこ①:7世紀にインドへ3回も行った(by徒歩) 彼のスゴイとこ②:数万のインド軍を2度も撃破(@インド) 彼のスゴイとこ③:これだけの功績を残して歴史に名を残さず
本書は、王玄策の2度目のインド行を取り上げ、 彼が如何にしてインドで大軍を破り、王を捕虜にしたかを描きます。
冒頭はこの先どうなっちゃうの?ってくらいつまんなかった。 でも、インドに行ってからはジェットコースター。 活劇の連続、インド王の処遇も含め、結末も爽やか。
ライトでクールな異文化ロマン。
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