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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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密室大阪城
★★☆☆☆
著者:安部龍太郎 出版社:講談社(文庫版あり)
文庫(講談社)⇒定価:580円 出版年月:2000年6月 ボリューム:305P

闇を裂く1本の朱柄(あかえ)の矢。
燃えあがる天守閣で、
〈我ハ少シマドロミテ、其後切腹スベシ〉と瞑目して動かぬ豊臣秀頼。
茫然自失の淀殿。
密室と化した大坂城で、壮絶な人間ドラマが展開されていた。
包囲する徳川軍20万の計略と落城までの一部始終をスリリングに描き、
秀頼、淀殿の隠された悲劇に迫る傑作時代小説。
(amazon.co.jpより)


城兵十万、幕府軍二十万。
三十万が視聴者、母と子の壮絶ドラマ。
冒頭、大坂落城から突然のスタート。
なぜか気だるげな秀頼。
その謎が解き明かされて行くというストーリー。

凡庸、惰弱なイメージの強い秀頼ですが、
本作ではひとりの悩める青年。
宗夢や後藤又兵衛、真田幸村らとの出会いを通じ、着実に成長していきます。

母である淀君との確執、
大野治長と淀君との関係への疑惑、
片桐且元への信頼、
千姫への愛情、・・・

感情の渦の中、中心にあるのは「自分の父親は誰なのか」

げに凄まじきは、登場人物の情の強さ。
淀君、秀頼出生の秘密を隠すため、夜叉と化します。
太刀を手に荒れ狂う修羅。

織田有楽斎、普段は温厚な風流人、その実の姿は、、、

こんな人たち、現代にもいそうでコワイ、、、

そしてエピローグで語られる秀頼遺骨の出土。
1980年代に出てきたなんて初めて知った。。
供養を受け、遺骨が示した反応とは。

時代に、生まれに翻弄された青年。
その苦悩、味わってやってください。

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テーマ:涙の物語 - ジャンル:本・雑誌

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