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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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出口のない海
★★★☆☆
著者:横山秀夫 出版社:講談社
定価:1785円 出版年月:2004年8月 ボリューム:301P

甲子園の優勝投手は、なぜ、自ら「人間兵器」となることを選んだのか。
人間魚雷「回天」・・・海の特攻兵器。脱出装置なし。
甲子園の優勝投手・並木浩二は大学入学後、ヒジを故障。
新しい変化球の完成に復活をかけていたが、
日米開戦を機に、並木の夢は時代にのみ込まれていく。
死ぬための訓練。出撃。回天搭乗。・・・
しかし彼は「魔球」を諦めなかった。
組織と個人を描く横山秀夫の原点
(amazon.co.jpより)


一度出撃したら死は確定。
その身を以って敵艦を撃つ、恐怖の人間兵器。
速球を奪われた甲子園優勝投手、
いかにして人間兵器への搭乗を志願するに至るか。

回天。
93式魚雷を改造、
ソナーを掻い潜り操縦者もろとも敵艦にぶつける必死の兵器。

まさに究極の報国。

家族を愛し、後輩を愛し、野球を、チームメイトを愛した男が
誰にも打てない魔球の開発に取り組み続けた男が
なぜ回天への搭乗を志願したのか。
死への確実なカウントダウンの中、何を思い、何を残したのか。

ごく普通の大学生たちが時代に呑み込まれて行く。
ボクが同じ時代に生きていても、何もできずに戦争に巻き込まれ、
戦線に送られ、遺髪・遺品になって帰って来たんだろうな・・・

僅か60年前の日本の現実の重さ。

基本的人権の尊重の大切さ、
死んでいった先人のため、自分の人生を有為なものにすることの必要、
今更ながら、強く感じました。

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テーマ:心を強く幸せに出来る本 - ジャンル:本・雑誌

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