ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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カタリベ
★★★★☆
著者:石川雅之 出版社:リイド社
定価:680円 出版年月:2006年3月

明朝の中国大陸統一によって元末の動乱が終息して、数十年。
時は、新たなる血を海に求めようとしていた…。
日本・中国のうねる時代の中を生きる主人公<カタリベ>と
海に生きる者たちの壮絶な生き様を描いた海洋冒険活劇
(amazon.co.jpより)


ぐだぐだ、ゆうとらんで
いっぺん必死に生きてみろよ

元滅び明興る。
日本は南北朝まっただなか。
倭寇が朝鮮・明沿岸を荒らしまわる。
そんな荒れに荒れた海が舞台。

主人公は明に滅ぼされた豪族の御曹司。
旧臣に守られつつ、平和な暮らしを送っていた。
倭寇に島が襲撃されるまでは・・・

倭寇に売られ、「鬼師」の奴隷にされ、
海賊マエカワの一味になる。
荒海の中、笹の葉のように転変する御曹司の人生。
そして、彼の決断のせいで散っていく仲間の命。

この「鬼師」って設定がスゴイ。
戦乱の中、人格が崩壊、
バーサーカー状態になった「鬼」を操る技術者集団。
「鬼」の餌として朝鮮人や明人を倭寇から買い入れる。。。

ふにゃふにゃだらだら、
主体性なく流される御曹司を撃つバハン神(海の守り神)の言葉。

ぐだぐだ、ゆうとらんで
いっぺん必死に生きてみろよ

自分の決断の結果を恐れるな
おまえに失うものは、もはやない


御曹司は変われるのか。
散っていった仲間の命をあがなえるのか。

海洋冒険ロマン、さわやか作品というより、
主体性ない若者の人生譚、考えさせる作品です。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 
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テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

コメント

はじめまして。トラバありがとうございました。
やっぱり「鬼師」は凄かったです。グロテスクではありますが、こういう形でも、必死で生きている人達が描かれていて驚きまして・・・あ、いきなり面倒臭い事言ってしまいました(^^;)
カタリベ、つい深く考えたくなる良い作品ですよね!まったく同感です。
[2006/03/05 23:39] URL | YURIA #GCA3nAmE [ 編集 ]


こんにちは、YURIAさん。
タッチは全然違うけど、
手塚治虫の『火の鳥』を連想してしまいました。
面白い上に、考えさせてくれる良いマンガですよね。
御曹司にはちょっとイライラさせられましたけど(笑)
[2006/03/06 09:23] URL | yoshi #sSHoJftA [ 編集 ]


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カタリベ

カタリベ石川 雅之「もやしもん」、「人斬り龍馬」、「週刊石川雅之」に続いて購入した石川雅之氏の本。もやしもんブームに乗って4冊目。南北朝時代、日本と朝鮮半島の間の海域や、西は黄海、南は東シナ海で跋扈していた海賊たち。日本本土では、南北朝間で内乱が繰り広げら
[2006/03/30 17:09] 群青日和

カタリベ

★リイド社HPで立ち読みできます石川雅之って人は、ストーリーテラーと呼ぶにふさわしい作家の一人だと思う。『週間石川雅之』『人斬り龍馬』を読むと、丁寧で無駄のない構成力とダイナミックな読後感を味わえる。ここまで骨太な作品を作り出せる作家は、なかなかお目にかか
[2006/03/31 08:45] シチュー鍋の中の混沌

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