ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
04 | 2017/05 | 06
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

異聞・本能寺
★★★☆☆
著者:一志晶綱 出版社:朝日新聞社
定価:1995円 出版年月:2005年10月 ボリューム:397P

明智光秀を使嗾して、本能寺へ向かわせたのは誰か?
光秀の先兵・本庄惣右衛門が本能寺に着いた時
「寺門は簡単に開き、寺内に人の気配がなかった」と言う・・・
それもそのはず、その時、信長はすでに殺されていた。
信長暗殺の主役、六角承禎と甲賀・伊賀の随兵の策略を描いた
本格エンターテイメント時代小説。
(amazon.co.jpより)


信長を殺したのは誰か。
戦国のマイナーキャラに焦点を当てた新解釈。
法律の勉強で言ったら、明らかに少数説・・・
六角承禎。
Wikipediaによれば、
生没年:1521-1598 南近江の戦国大名。
1568年、信長の上洛軍にあっさり敗れ、居城観音寺城を失う。
その後、信長包囲網に参加するも、1570年頃降伏。
伊賀逃亡後の行方知れず、キリシタンになったとの説もあるらしい。

『信長の野望・革新』での能力値は、
統率:58 武勇:72 知略:55 政治:37
技能も弓S以外は全てC、D近辺。
到底、戦国乱世で家を守れる能力じゃありゃあせん。
信長との相性も悪く、
織田家でプレイした場合、即決処断候補のひとり。

こんな、ハッキリ言ってどうでもいい武将の20年にわたる対信長戦争。
当然、正面の軍事力で叶うわけがないので、
戦い方は、ゲリラ戦、鉄砲・忍者を使った暗殺戦。
かなり、陰険な戦い方です。

物語に深みを与えているのが、
信長の合理主義 vs 六角らのゆとりある武士道
「強きを挫き弱気をたすく」六角の武士道に対し、
「殺せ」「奪え」の信長破壊集団。

20年の攻防に隠れていた、↑の哲学の違いがおもしろい。
特に、信長に仕え続け用済みと捨てられた佐久間信盛との対話が秀逸。

そして、クライマックスの本能寺。
明智軍が遭遇した奇怪な事態。
なぜ、警護の小姓が死んでいるのか、
なぜ、信長の首が見つからないのか?

その謎の秘密は六角家と本能寺の関係。
謎そのものは冒頭あっさりと明かされてしまいますが、
そこに至る20年の重み、執念のゲリラ戦争、
是非味わってみてください。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 

⇒ 歴史小説の目次へ。
スポンサーサイト

テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://ashyoshiteru.blog25.fc2.com/tb.php/306-c2421e4c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

yoshi

Author:yoshi
ロースクールは勉強三昧・・・

とりあえず目次sを!
コメント・相互リンクも大歓迎

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。