★★☆☆☆ 監督:清水崇 公開年月:2003年 出演:酒井法子、新山千春、葛山信吾、堀江慶、市川由衣ほか
ホラー映画への出演が続く女優・原瀬京子はこの日、 関わった者たちの悲惨な死や行方不明が後を絶たない “呪われた家”をレポートするテレビの特番にゲスト出演した。 そしてその夜、フィアンセ・将志の車に乗り家路につく京子。 だがその道中、彼の車は首都高速で猫を轢いてしまう。 将志は猫の死体を処理せずに車を発進させるが、 その時、車内には不気味な存在が紛れ込んでいた。 その刹那、車は壁に激突して大破。 将志は意識不明の重体に陥り、 妊娠していた京子も重傷を負って流産してしまうのだった…。 (yahoo.moviesより)
波及する呪いの渦、 遂には伽耶子があんなところから・・・ ハリウッド化もされた『呪怨』の2作目。 今回の餌食は、ホラー映画クイーン&テレビクルー。 次から次へと、老若男女区別なく、 ズルズルズルズル地獄へ引きずり込まれていく。 その無差別ぶりは、もはや爽やかの域。
ツボを押さえた出現シーンも十分怖いけど、 何が怖いかといえば、「ここは大丈夫」ってところが突き崩される衝撃。 前作では警察、今作ではテレビ局と 伽耶子&俊夫に対しては、俗世の権力が何の意味も無い事が示されました。
ただ、終盤は・・・な部分も。 なぜ、女子高生(「千春」)がまきこまれたのか? 産婦人科の人達も、 「あんなもの」見せられたらショック死するのも仕方ないだろうけど、 全く関係ない彼らが何であんな目に合わなきゃいけないのか?
そこらへんの理不尽さも恐怖のミソの一つなんだろうけどね。 ちょっとやり過ぎ感否めず。
⇒ ハリウッド版の感想へ。
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画
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