著者:宮本昌孝 出版社:祥伝社(全2巻) 上巻⇒定価:2205円 出版年月:2006年3月 ボリューム:509P
戦闘者として稀代の能力を持ちながら、 誰にも縛られることなく風のように自由に生きた 天下一の忍びの爽快なる生涯を描く時代ロマン
三十万の上方勢に闘いを挑む! 秀吉を脅かし、家康が最も懼れた男?? 身の丈七尺の巨躯、南蛮人と見紛う異相、桁外れの迅さと膂力。 深山を駆け、幽谷を疾る?? 箱根に「風神の子」ありと武将たちから恐れられた英傑がいた!
「秀吉と家康を同時に討てば、おもしろいだろうな」 ほんとうにおもしろそうに、小太郎は言った。…… 小太郎の黒耀石を想わせる双眸に、強い光が宿った。(本文より)
時は戦国。天下取りを狙う群雄が割拠し、 忍び衆が諸国を暗躍する時代。 関東の雄・北条氏征伐のため、 豪壮な陣城から小田原城を睥睨する豊臣勢。 北条氏百年を陰で支える風魔一党の束ね風間小太郎は 主君一門を救うための奇策を講じた! (amazon.co.jpより)
『剣豪将軍義輝』でボクの人生観を変えた宮本昌孝。 3年ぶりの新刊です! 歴史小説の体を取りつつ、 「命を燃焼させること」の素晴らしさを伝える宮本作品。 ボリュームは過去最大、中身は如何に。
題材は風間小太郎。 『花の慶次』では秀吉暗殺を企て、 前田慶次&豊臣忍びと血戦を繰り広げました。 爆弾や瓢箪幻術で豊臣忍びを惨殺していった怪人・・・
容貌魁偉。 牙が生えてたとか身長が2メートル近くあったとか、 無茶苦茶な伝承があります。
そんな戦国の怪物を宮本昌孝がどう描くか。 「風魔」でなく「風間」となっているのにも理由がありそう。 秀吉&家康という英雄をどう描くか。 メインの敵役になっていくはずなので、人物造型が楽しみです。
さっそくamazonで注文。届くのが楽しみだぎゃ。
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