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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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鎌倉擾乱(by高橋直樹)
評価:★★★★★
著者:高橋直樹 出版社:文藝春秋(文庫版あり)
文庫版(文春)⇒定価:560円 出版年月:1999年7月 ボリューム:301P

臆病な本性を隠し、権謀術数の末、
内管領にまでのぼりつめた平頼綱の数奇な運命……。
「異形の寵児」など三篇。
第五回中山義秀賞受賞
(amazon.co.jpより)


御家人の都にして魔物の都、鎌倉。









将軍頼家を主人公に「北条氏による権力掌握」、
平頼綱を主人公に「得宗御内人の台頭」、
北条高時を主人公に「幕府滅亡」を描く。

それぞれ鎌倉時代版「歴史が動いた瞬間」であり、
霜月騒動や平禅門の乱は高校日本史の教科書に載ってたりする。

戦国時代ほど派手ではないが、鎌倉時代はかなり危険な時代。
幕府創設の功臣も、北条氏を除いて殆ど皆殺しになってるし、
将軍も2代続けて暗殺。
頼朝暗殺説すらあるらしい。
ストレスのせいか北条氏にも早死にが多い。
150年間、陰謀と殺し合い。
平頼綱台頭のキーも監察の掌握にあったそうな。

刀を伸ばせば相手に届いてしまうような狭隘な鎌倉での激しい権力闘争。
極限まで負のオーラが凝縮した鎌倉が
最後には外部の力で木っ端微塵に打ち砕かれる。
そして、最期の最期に自らの存在意義を知る北条高時。
哀しいね。

生々しく血煙る小説です。

⇒ 『異形武夫』のレビュー
⇒ 『大友ニ階崩れ』のレビュー
⇒ 『亀田大隈』のレビュー
⇒ 『黒い風雲児』のレビュー
⇒ 『戦国啾啾』のレビュー
⇒ 『天魔信長』のレビュー
⇒ 『山中鹿之助』のレビュー
⇒ 『闇の松明』のレビュー
⇒ 『天皇の刺客』のレビュー

☆この作品を紹介しているブログ☆
*Cafe Japanesque*さん
ロマン倶楽部さん
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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