★★★★☆ 監督:アン・リー 公開年月:2006年3月 出演:ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、 ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ、ランディ・クエイドほか
1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。 農場に季節労働者として雇われたイニスとジャックはともに20歳の青年。 対照的な性格だったが、 キャンプをしながらの羊の放牧管理という過酷な労働の中、 いつしか精神的にも肉体的にも強い絆で結ばれていく。 やがて山を下りたふたりは、何の約束もないまま別れを迎える。 イニスは婚約者のアルマと結婚、 一方のジャックは定職に就かずロデオ生活を送っていた……。 (goo映画より)
思い思われさえ砂粒の確率 「でもね、その粒が僕だよ」って TV版ふしぎ遊戯のエンディングテーマから。 この映画を見終わり、頭の中に浮かんできました。。。 全世界の観客でボクだけでしょう。
出会ったのは偶然。 愛し合うきっかけも偶然。 約束も無いのに再会できたのはさらなる偶然。 それが同性同士なら、まさに砂粒の確率。 そんな二人の20年にわたる愛のストーリー。
泣ける! 感動する!ってわりには、 後半のシャツのエピソードくらいしかジーンとこなかった。 ボクの心が冷えてるせいか。
唐突な回想(二人の少年の暴行シーン)など?な部分もありますが、 混乱させるというより、ストーリーの解釈に幅を与えている感じ。 性別、年齢、恋愛感、 見る人によって異なる受け取り方を許す映画。
ボクが抱いたイメージは、ずっしりとした重量感。 二人で作った歴史の重み。 二人で牧場を経営するという夢の重さ。 それぞれが作った家族や社会の目など、足かせの重み。
そして、エンディング。 イニスは、ジャックは、果たして幸せだったのか。 今の感想は正直ネガティヴ。出会いは偶然でも、結果は・・・。 でも、何年か経ってもう一度見たら変わってるかも。 本当に多様な解釈のできる映画だと思います。
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テーマ:ゲイを扱った映画 - ジャンル:映画
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