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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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プラナリア
★★★☆☆
著者:山本文緒 出版社:文藝春秋(文庫版あり)
文庫(文春)⇒定価:480円 出版年月:2005年9月 ボリューム:283P

どうして私はこんなにひねくれているんだろう―。
乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく
「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。
恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、
バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない。
現代の“無職”をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集。
直木賞受賞作品。
(amazon.co.jpより)


女、無職、20代半ばから30代。
ニートとかフリーターって言葉にごまかされないリアルな重さ
プラナリアって知ってますか?
淡水に生息、体長は2cm程度。
切っても切っても死なないんです。
分裂して再生して生き続けるんです。

生まれ変わったら、プラナリアになりたい。
25歳女が飲み会で口にする来世の夢。
バイト先の先輩、恋人、友達、親・・・
周りの人に当り散らし、不快な気分にさせ、
何も感じず何も失わない来世を願う。
逆説的ですが、
こんなになっても「私は生きている!」
って強烈な自己の存在アピールに聞こえました。

貯金を食い潰す女フリーター、子供のこと何も分かってなかった主婦、
学生のころからのダラダラ恋愛を精算する女・・・
どの短編にも共通するのが、
ダラダラぐずぐずの日常から非日常への唐突な展開。
他律的か自律的か、望んだものか否か、
人によって違いはあれ、それまでの安逸な世界が突如喪われる衝撃。

どの作品も冒頭は入りこみ難く感じましたが、ラストは見事。
でも、女のリアルって言うか、生々しさって言うか。。。
20代では読みたくなかったな。

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テーマ:忘れられない本 - ジャンル:本・雑誌

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