ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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尼首二十万石
★★★★☆
著者:宮本昌孝 出版社:講談社(文庫版あり)
文庫(講談社)⇒定価:580円 出版年月:2000年7月 ボリューム:292P

尼寺の鎌倉・東慶寺御用宿につとめる和三郎は、
駈込女を助けたことから
幕府の陰謀と甲府十五万石の柳沢家の秘事にまきこまれる―
表題作をはじめ、
織田信長の子で武田家の人質となる源三郎勝長の生涯に迫る
「最後の赤備え」など
時代の渦に翻弄された者たちの数奇な運命を描く
傑作六編を収めた時代小説集。
(amazon.co.jpより)


時代小説の旗手が描く珠玉の短編集。
収録作品は、

尼首二十万石
最後の赤備え
袖簾
雨の大炊殿橋
黒い川
はては嵐の     の6篇。

『尼首二十万石』、『雨の大炊殿橋』、『黒い川』は仇討ちもの。
大大名vs餅屋、宮本武蔵vs隻腕の無名剣客、ならず者vs幼い兄弟、
弱者が強者を覆すダイナミズム。
爽快感漂う仕立てあがりです。
『黒い川』には時代小説ファンおなじみのアノ人が登場。
思わずニヤリのエンディング。

『最後の赤備え』、『はては嵐の』は、
戦国に散った武者たちの物語。

信長の子でありながら、不義の子の疑惑を向けられ、
武田家の人質となる信勝。
数奇な運命の終着駅は、1582年京都。
吹き荒れるは赤い嵐。

阿波の豪勇・三好之長。
乱世の大先輩・山名宗全の「政治に関わるな」というアドバイスを忘れ、
管領家の家督争いに巻き込まれていく。
彼が最期に残す言葉とは。

『剣豪将軍義輝』で、
戦国時代を武士という種族の青春期と表現した著者ですが、
その言葉通りの爽やかで切ない物語。
こんないい本が絶版とは。
残念無念なり。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 

⇒ 『剣豪将軍義輝』のレビュー
⇒ 『義輝異聞・将軍の星』のレビュー
⇒ 『陣借り平助』のレビュー
⇒ 『風魔』のレビュー
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