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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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秘剣龍牙
★★★☆☆
著者:戸部新十郎 出版社:PHP研究所(文庫版あり)
文庫(徳間)⇒定価:540円 出版年月:1999年8月 ボリューム:286P

一刀流中西門の出来物・白井亨は、
道場で一人の若者に眼をつけた。鋭い面打ち、それが何本も続く。
幼少から打ち込み稽古に専念したことがわかる。
稽古が終わり、亨は若者を呼んだ。
富樫栄というその若者は、流儀を大切にせよという亨の言葉に反発した。
流儀を大切にしたゆえ命を落とした父を思っての言葉だった。
やがて栄の許に父を討った浪人たちが現れ…(表題作)。
剣豪小説の第一人者が描く数々の秘剣。
(amazon.co.jpより)


秘剣、幻剣、炸裂。
流儀の極みに達した剣客たちのぶつかり合い、
跡に残るは・・・
剣豪小説の決定版。
戸部新十郎の秘剣シリーズ。

収録作は、
睡猫
浮舟
燕飛
陽炎
足譚
龍牙
芥子    の7篇。

『睡猫』。主人公 由比甚九郎、”萩屋敷”の主・山本勘助に育てられる。
新当流の使い手でもある勘助から伝授される「睡猫の位」。
勘助の命を受け今川氏真に仕える甚九郎。
氏真を付け狙う刺客たちとの戦いの中、炸裂する必殺剣・・・

草花の 下に眠りし 猫さえも
空を飛びゆく 蝶をめがくる

秘伝の歌に隠された極意とは。

『陽炎』。御子神典膳(小野次郎衛門忠明)につかえる小野典馬。
自他ともに認める剣才無き彼に忠明が唯一伝授した「吹毛ノ剣」。
外道の術「心の一方」を使う松山主水との戦いの中、
遂に極意の真価が問われる・・・

そして表題作『龍牙』。
あらすじは↑のとおりですが、
秘剣の跡に残るもの・・・
「龍牙」の由来の凄まじき。

どれをとっても秀逸・玄妙な剣豪小説譚。
時代小説通を気取るなら、是非読むべし。

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テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

コメント

こんにちは。うちのような腐れblogにコメントありがとうございました。
yoshiさんのblogは、「剣豪将軍義輝」「風魔」のレビュー検索で存じておりました。最近も戸部さんの検索をしてたらヒットしたので前から読ませていただいておりましたので嬉しかったです。

秘剣シリーズは傑作ですね。余韻の残る作品が多くて痺れます。
小説ではないですが、このシリーズを読むのに「日本剣豪譚」(各時代別)を併せて読まれるとまた面白いと思いますよ。こちらは一応評伝なので、もうちょいリアルです。

レビュー予告に秘剣シリーズが続いているのが嬉しいです。また読みに来ますね!
[2006/04/25 12:56] URL | YOU #VSY0J1g6 [ 編集 ]


『日本剣豪譚』、図書館で探してみます。
秘剣シリーズ、
短編なのに圧倒的な読後の余韻。
こんな奥深い作品集、他に例を見ないですよね。
玄人好みの作家ですが、
小説家としては司馬遼太郎なんかよりずっと実力があったのではないかと思います。
もう新作が出ることはないと思うと、
ちょっと残念。

是非是非また遊びに来てください。
[2006/04/25 19:41] URL | yoshi #sSHoJftA [ 編集 ]


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