ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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魔将軍
★★★☆☆
著者:岡田秀文 出版社:双葉社
定価:1890円 出版年月:2006年3月 ボリューム:389P

「かりに予が将軍となれば、あくまで予は予の姿勢を貫き通すであろうぞ。
さすれば守護大名や宿老たちが予を将軍へ推したことを後悔するであろう」
―そう言い、くじ引きで将軍の座についた六代将軍・足利義教。
“威をもって治める”を旨とし、
強い幕府、強い組織をつくるため次々と改革を断行するその姿は、
後世の指導者たちが目指すところとなった。
信長も秀吉も家康もみな、この男の真似にすぎなかった。
(amazon.co.jpより)


暗殺された季節は6月。
場所は京都西桐院通り。
暗殺した部下のイニシャルはMA。
信長と義教、二人の天魔王に共通する奇妙な符合。
比叡山を焼き討ち(これも信長と共通)、
鎌倉公方を討ち、有力守護らを密殺。
守護の家督争いに介入、領土を削り、直臣に分与。
直臣から構成される強力な常備軍・幕府奉公衆を編成。

国王に直属する官僚制と常備軍の整備、
ヨーロッパの絶対王制に限られたものだと思ってたけど、
我が国にも実現を試みた人物がいたとは。
部下に殺された後、幕府一挙に衰退という事情から
歴史上の評価は極めて低い義教。

そんな彼の画期性、革新的な政策に光を当てたのが本作。
マイナーな人物を取り上げる意気や良し、
前半は満済、後半は密偵・市三郎と
周辺の人物から義教像を築き上げていく構成も良し。

惜しむらくは、
『魔将軍』のタイトルのわりには禍禍しさが伝わってこないこと。
単なる革新的政治家、時機を得なかった改革者・・・
もっと暗黒面のフォースを感じさせてくれるような作品を期待していたのに。
やはり、宇月原清明による小説化を希望!!!

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テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

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