ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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浄土の帝
★★☆☆☆
著者:安部龍太郎 出版社:角川書店
定価:1890円 出版年月:2005年7月 ボリューム:411P

末法の世、平安時代末期。
貴族たちの権力抗争は、
皇位継承をめぐる骨肉の対立と結びつき、頂点に達しようとしていた。
父・鳥羽院の崩御を機に噴きあがった戦乱は、
容赦なく帝をも巻き込み、標的とされた兄・崇徳院は敗れ、配流となる。
朝廷が、帝が、権力を失ってゆくなか、
天子としてこの国に在るために、求められること、必要なこととは何か。
理想の帝王像に苦悩する後白河帝は、ひとつの決断を下す…。
(amazon.co.jpより)


源頼朝をして
日本一の大天狗
と言わしめた怪人・後白河。
今様(流行歌)に狂い、皇位争いとは無縁だった青年時代。
奇縁から皇位に就くものの、
政治の怪物・信西に実権を奪われ不遇の壮年期。
摂関家を抑え朝廷勢力のドンとして平清盛、源頼朝と渡り合う老年期。

多分、一番ドラマチックなのは、最期の老年期のはず。
それなのに、物語は平治の乱とともに終了・・・

不遇の時期にスポットがあてられているため、
後白河の素直さ、純真さばかりが目立ち、
何を描きたくて彼を主人公にしたのかが不明。

せっかく『浄土の帝』と銘打っているのだから、
当時流行していた浄土教、末世思想にも触れて欲しかった。

なんだか消化不良、中途半端な作品でした。
唯一の救いは信西という政治の申し子の凄まじさ。
藤原家傍流にありながら、政治・法律の知識を武器に
摂関家、天皇家と互角以上に渡り合う。
腕一本で平安京をのし上がった男の生き様、死に様、
一見の価値ありです。

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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