★★★☆☆ 監督:ブラッド・シルバーリング 出演:ジム・キャリー、リアム・エイケン、エミリー・ブラウニング、 カラ&シェルビー・ホフマン
発明の天才であるヴァイオレット、 本の虫で読んだことは全て記憶しているクラウス、 なんにでも噛み付く赤ちゃんのサニー、 この三姉弟妹は裕福な両親の下で何不自由なく暮らしていた。 そんな三姉弟妹にある日、不幸が襲う。 愛する両親が火事で焼死したのだ。 しかも彼らの住む家もなくなってしまった。 孤児となった三姉弟妹は 遺産管財人である銀行家のミスター・ポーの車に乗り、 遠い親戚のオラフ伯爵の家へと向かう。 彼らはオラフ伯爵に預けられることになるのだが、 オラフ伯爵が狙うのは三姉弟妹の遺産であり、 彼らには更なる不幸が襲い始める。 (movienetより)
親を失い、遺産を狙うキチ○イにストーキングされ・・・ 子供たちが舐める辛酸の数々。 良く出来た映画です。 アカデミー賞に輝いたメイクアップ、 ジム・キャリーの演技力もあいまり、独特の世界観。 20世紀初頭のアメリカっぽい舞台を活かした、 クラシックとモダンの融合。
そして、何より主人公の姉・弟・妹。 皆個性的、ちゃんとキャラが立っています。 特に弟クラウスの厭世的な表情、映画全体の雰囲気に見事にマッチング。
うまいなぁーと思わされたのは、エンディング。 それまで各自の能力・特技で危難を脱してきた3人、 エンディングで家族の絆が生きていたってことに気付く・・・ 最初から、家族!家族!って言うより、 何十倍もインパクトあるストーリーでした。
いらないキャラクター、いらない場面の一つも無い映画。 満足の一作です。
スポンサーサイト
テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画
|