★★★☆☆ 監督:白石晃士 公開:2005年8月 出演:小林雅文、松本まりか、アンガールズほか
2004年4月12日、 様々な超常現象や怪奇実話をルポタージュし、 数々の著作やビデオ作品を発表してきた 作家・小林雅文の自宅が全焼。 小林は行方不明となり、焼け跡から小林の妻・景子も焼死体が発見された。 小林は最新の映像作品『ノロイ』を 完成させた直後だった。
真実を知りたい。 たとえそれがおぞましいことであっても。 (小林雅文 取材ノートより) 日本版ブレアウィッチ。 安っぽい映像、妙に聞こえにくい音声、 低予算ドキュメンタリーのテイストをまき散らしつつ、 心霊評論家が「偶然」巻きこまれてしまった恐怖を描きます。
実は歴史的経緯も設定されている「かぐたば」の呪い、 冒頭から続く?イベントがエンディングに収斂していくさま、 なかなか見事です。 DVDパッケージのかぐたばのヘボいお面からは連想できないほど テクニカル、細かく作りこまれた映画。
恐怖の演出も独特。 場面、場面が怖いというより、見終わった後にドッーと押し寄せる感じ。 『呪怨』的なわざとらしさ、ビックリさせよう感には乏しいです。 ただ、リアルに怖かったのは堀さん・・・ リアリティありすぎ。ホントのキチ○イみたい。。。 演出スタイルと犬や鳩が死んでる場面の趣味悪さがあいまって、 何とも言えない後味。 すんごいイヤーなホラー。 アンガールズとか飯島愛を起用して敷居の低さを強調してるけど、 相当のマニア以外オススメできましぇん。
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