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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパークⅥ
★★★★☆
著者:石田衣良 出版社:文藝春秋
定価:1600円 出版年月:2006年6月 ボリューム:255P

灰色くらいがちょうどいい、ちょっとは汚れて生きてみよう!
外国人と風俗店を追い出す
“池袋フェニックス計画”に巻き込まれたマコト。
池袋は安全で清潔なネバーランドに生まれ変わるのか!?
盗撮映像売買で恐喝されるハメになった小学生、
足に障害を負った兄の敵を討つために復讐を誓うブティック販売員、
幼児誘拐事件に巻きこまれた園児救出劇。
トラブル続きの“ネバーランド”を描くシリーズ第6弾。
(amazon.co.jpより)


石田衣良といえば、IWGP。
シリーズも遂に6作目、円熟の境地に達してます。
クールでスマートな果物屋、真島誠。
趣味はクラシック音楽を聴くこと。ファッションはダボダボ・カジュアル。
ドラマ版では、長瀬智也のはまり役でした。

池袋のストリートギャング、Gボーイズを束ねるキングことタカシ。
元いじめられっ子、今や若手の有望やくざ、サル。
キャリア警察官僚の池袋署長、礼にい。馴染みの刑事、吉岡。
身の回りに暮らしてそうな距離感、でも実際にはいるわけない連中。
もはや、水戸黄門一行ばりに定着したメンツが繰り広げる
ストリート・ストーリーズ。
期待が悪い意味で裏切られることはありえない。
大船に乗った気分でページをめくることが許される、数少ないシリーズです。

そして、路地裏まで描写される池袋の街。
ボクにとっては中学生時代から馴染んだ街なので、
地元感も相俟って物語りが一層身近に。

6作目、「こんな話、前もあったような気がするなぁ・・・」
でも、ページをめくる手を止めないのがこのシリーズのスゴイとこ。
心に残ったのは、
レストラン経営の夢を路上に散らせたひったくりの話。
「罪を憎んで人を憎まず」
陳腐な格言も舞台を池袋に置き換え、バジルで味付けすれば、
スタイリッシュでちょっぴり泣ける感動のストーリーに。
まさに達人シェフの至芸。

若干のマンネリを安心感に変え、
今後も突っ走って欲しいIWGPシリーズです。

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テーマ:お気に入りの本 - ジャンル:本・雑誌

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