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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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悪いやつら
★★★☆☆
著者:東郷隆 出版社:中央公論新社
定価:1995円 出版年月:2003年11月 ボリューム:339P

幼い頃、「阿呆う」を装い怨敵を欺いて生きのび、
のちに梟雄となった宇喜多直家。
その前半生と、
彼を支えた名もなき人びとの人間像を見事に描き切った歴史長篇。
(amazon.co.jpより)


松永久秀、齊藤道三と並び、
戦国の三大梟雄とでもいう位置付けにある宇喜多直家。
そして、一将功成りて万骨枯る
彼の立身出世の陰に消えていった名も無き人々・・・
宇喜多直家。
生没は1529年~1582年。
祖父・能家を島村貫阿弥の謀略に討たれ、
父・興家を流浪のうちに失う、どん底の少年期。
母の縁で浦上宗景に仕え、謀略を振るい、
次々に目障りな連中を排除、やがては備前・美作ニヶ国に覇権を確立。

殆ど裸一貫から国主へ。
まさに下克上の申し子ですが、
彼につきまとう何とも言えぬ陰惨さ。
義父も姻戚も関係なし、油断するやつがアホなんだとばかりに
繰り返される暗殺。
作家・海音寺潮五郎も、「最も不愉快な人物に感ぜられる」と
最大級の侮蔑・悪罵を浴びせてます(本書あとがきより)。

ジョジョ風に言えば、
こいつはくせぇーッ
ゲロ以下のにおいが
プンプンするぜーーッ!

(第1部 スピードワゴンのセリフより)
というところでしょうか。

そしてゲロ以下のやろうを国主に盛り立てるため、
戦場に散っていた、あるいは利用され捨てられていった人々。

下克上、弱肉強食の戦国時代。
弱い者が生き抜く為には手段を選べなかったのも事実。
でも、人として採ってはいけない道もあったのも事実。
前者の視点から直家を描いた、『黒い風雲児』
後者に重きをおいたのが本書。
あなたはどう見るか。
歴史の審判を下してくだしゃい。

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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