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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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太閤さまの虎
★★★☆☆
著者:杉本苑子 出版社:読売新聞社(文庫版あり)
文庫(中公)⇒定価:??? 出版年月:1995年6月 ボリューム:323P

五日に一度、生き餌として犬を与えられるという太閤さまご寵愛の虎。
役人に引っ立てられた愛犬と弟のあとを追って、
大坂城に紛れ込んだ村の娘笹女が、
人垣に取り巻かれた鉄格子の檻の中に見た光景とは…。
戦国乱世に生を享け、奇々怪々の事件に巻き込まれる男女の人間模様を、
情感ゆたかに、ときにユーモラスに、
鮮やかな筆致で浮彫りにする時代小説八篇。
(amazon.co.jpより)


戦争、お家の滅亡・・・
激動する時代の中、個人の運命は流れる木の葉のように転変する。
戦国乱世、
大名や有力武将の興亡は今の世にも伝わっています。
でも、
その陰で戦争や権力者の恣意に翻弄された庶民・下級武士については
殆ど伝わるところがありません。

そんな歴史の日陰にスポットをあてたのが本書。
コンテンツは

粥と綿
三方原ののう戦記
書きこぼし宗湛日記
太閤さまの虎
さそり沢奇譚
北野大茶湯余録
嫌じゃの於六どの
菊若の茶入れ      の8篇。

『三方原ののう戦記』
武田方の間者として浜松城に潜り込んだ「ののう巫女」小勘。
織田方の間者・軍藤太との巡り合い、
裏切りにつぐ裏切り、そして信玄暗殺・・・
些細な事件の積み重ねが戦国の虎の死へ繋がっていく。

『太閤さまの虎』
あらすじは↑の通り。
犬を思う弟の行為によって、破綻していく笹女の幸せ。
悪いのは誰なのか。
運・不運というものを考えさせられてしまう1篇です。

『菊若の茶入れ』
信長が斬殺した小姓の呪いこもる「菊若の茶入れ」。
それを手に美濃岩村城へ輿入れしてきたお津也。
武田の有力武将・秋山信友との出逢い、結婚・・・
さすがの呪いも幸せの前に消えたかに見えたが。。。

転変する運命の哀し、空しに浸ってください。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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