★★★★☆ 著者:奥瀬サキ・志水アキ 出版社:幻冬社 定価:620円 出版年月:2006年8月
最愛の菊璃との再会・・・ それは夕輔と菊璃、お互いの死力を尽くした戦いのはじまりでもあった。 第4章クライマックス! (amazon.co.jpより) また・・・私を待たせるの? 2年も放っておいて・・・ 夕助と菊璃・・・ 二人の死闘はひとつの決着をみる。 そして生きのびたものには託された約束があった・・・ (帯より)
日本版ヴァンパイア、夜刀の神たちとの戦い。 いよいよ最終章へ。 古来より人間の血をすすることで生き長らえてきた夜刀の神たち。 200年の眠りからさめた指導者・砌の暴走により人間との全面戦争に突入。
人間側も警察の特殊部隊、自衛隊を投入、 内閣官房が指揮をとる形になっているよう。 「首領を狩る!」とばかりに首相官邸へ突入する砌。 警察は、自衛隊は、国のトップを守り切れるのか。
そんな大きな流れとは別に、 自らの全てであった菊璃と再会を得た主人公・夕介。 夜刀の神となった彼女に言葉は届かず戦いに・・・
凄まじい菊璃の勢いに次々に倒れていく抜刀警官たち。 戦いの行方は・・・
そして、10巻ではハセの戦いも完結。 愛するカジを奪われ夕介を執拗に付け狙った彼にも安眠の時が訪れます。 合掌。
拡大し激しさを増していく戦いの渦。 国家まで巻き込むに至ったその渦の中心には夕介。 望むと望まざるに関わらず、 彼が意識してこなかった「国」、「社会」を背負う事に。 もはや人であることが例外であるという登場人物の顔ぶれ。 人間も夜刀の神もいっしょくたに巻きこみながら、後少しで終息の模様。
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