ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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月の裏側(by恩田陸)
★★★☆☆
著者:恩田陸 出版社:幻冬社(文庫版あり)
文庫(幻冬社)⇒定価:680円 出版年月:2002年8月 ボリューム:461P

九州の水郷都市・箭納倉。
ここで三件の失踪事件が相次いだ。
消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、
不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。
まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも?
事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは
〈人間もどき〉の存在に気づく……。
(amazon.co.jpより)


我々は、少なくとも”あれ”から逃げてきたはずなんだ。
なぜなら、”あれ”は『ひとつ』だからだ。
”あれ”につかまると、
我々は誰もが同じ『ひとつ』の”あれ”になってしまう。
(本文より)

美しき水郷の町・箭納倉。
掘割の流れ同様に、静かにひそやかに進行する恐るべき事態。

知らぬ間に「盗まれて」しまう町の住民たち。
入れ替わりに「ひともどき」が町を侵食していく。
古くからあったこと、
諦めを交えつつ見守る残された人々。

そんな事件の謎を解き明かそうとするのが、
音楽プロデューサー・多聞、大学教授・協一郎とその娘・藍子、
新聞記者・高安の4人組。

事件を引き起こす「大きな意識」とは何なのか。

圧巻は終盤の町の描写。
とりわけchapterⅩⅡ。
ボイスレコーダーに吹きこまれた声で語られる無人の箭納倉。
そして、ラストの「逆転」。
人間というものの小ささ、弱さ、
それでも明日を生きていく事を考えてしまうしたたかさ。
色々なことを考えさせられてしまいます。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 
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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

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