★★★☆☆ 著者:岩明均 出版社:講談社 定価:560円 出版年月:2004年10月
エウメネスは、 アレクサンドロス大王の側近として細かな記録を残したと考えられる。 すなわち「王宮日誌」である。 しかし大王の伝記作家にはならなかった。 おそらく彼は、 何人かのアレクサンドロス伝作家たちが大いに利用した 最重要の「参考資料」の作者である。 (表紙裏より)
スキタイ人奴隷トラクスの「反乱」、 平坦な道を外れ猛然と走り出すエウメネスの運命。 どんなストーリーなのか、さっぱり?って感じで 幕を閉じた第1巻。
第2巻ではようやくエウメネスの人生の歯車が回転を始めます。 エウメネスの眼を奪ってやまないスパルタ人奴隷トラクス。 何の変哲もない、むしろドジな奴隷。 同情か憐れみか正義感か、何とも言えぬ思いで彼を見つめるエウメネス。 しかし、トラクスの手に部分的であれ、自由が渡ったとき!!! 最強の戦闘民族(サイヤ人みたいだな)スキタイの血が目覚めます!!!
次々に倒れていく市民兵、 老若男女問わず、トラクスの剣風に巻きこまれて行きます。 もちろん、エウメネスの知人、係累も例外ではありません。
トラクス事件を機に大転回を迎える少年エウメネスの運命。 そして、明かになる出自、解かれる夢の謎。 ようやくエンジンがかかってきた!って感じの第2巻です。
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テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌
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