ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
06 | 2017/07 | 08
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

幻の観音寺城(by南條範夫)
★★★☆☆
著者:南條範夫 出版社:文藝春秋(文庫)
定価:???円 出版年月:1986年9月 ボリューム:299P

抗争渦巻く戦国乱世、
近江の名門六角氏の本拠・観音寺城で何が起ったか―
城主高頼の嫡子氏綱の急逝で残されたのは
幼い嫡孫義実と京育ちの絶世の美女月の方だった。
家督を継承できなかった次子定頼の邪悪な執念が燃えたぎる。
甲賀者が活躍し、城盗りの策謀に明け暮れる乱世で、
残虐な武将の野望にさらされる美女の運命は?
(amazon.co.jpより)


六角という戦国の中でも極めつけのマイナー大名。
管領代になってたり、将軍義輝の加冠の儀を行なったり、
なかなかに由緒格式ある大名家なのですが。。。
いかんせん、信長上洛軍に一蹴されてしまったため、
歴史的評価はかなり低いです。
ゲーム『信長の野望』でも、真っ先に滅ぼされる大名家の一つ。

そんな六角氏の居城、観音寺城。
規模は安土城、春日山城を超え、
本丸を家臣が居住する曲輪でびっしり囲った天下の堅城。
しかし、そんな堅城が史上幾たびとなく陥落しています。

なぜ??? という疑問に始まり、六角家の内訌を描いていくのが本書。
そもそも、
定頼⇒義賢(承禎)⇒義治という『信長の野望』でおなじみのラインが
実は六角嫡流でないことに驚き!!!
定頼には氏綱という兄がいて、その子孫が六角の名目上の当主でした。
どうでもいいっちゃどうでもいいことですけど。

そして、定頼・義賢親子の陰険な家督乗っ取りの野望、
悲劇に巻きこまれていく氏綱の系譜。
これがメインテーマですが、
感情移入できるような人物は1人も出てきません。
ドロドロの陰謀劇、そして舞台になるのは常に観音寺城。

陰険、卑劣を極めた義賢の最期・・・
徹底した因果応報に貫かれた戦国お家騒動ストーリー。

観音寺に始まり、観音寺に幕を閉じる本書。
まさに城こそ悲喜劇の舞台であり、証人でもありました。
今も観音寺に残るとされる城の跡は、苔むした石垣は、
何を僕らに語ってくれるのでしょうか。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 
スポンサーサイト
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://ashyoshiteru.blog25.fc2.com/tb.php/448-89819259
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

観音寺城について

観音寺城観音寺城(かんのんじじょう)は滋賀県蒲生郡安土町にある城郭。形式は山城。支城に和田山城、佐生城、箕作城。国指定史跡。概要近江源氏の佐々木氏、後に近江半国守護六角氏の居城で、小脇、金剛寺城を経て六角氏の本拠となる。標高432メートル、南北に伸びる繖(き
[2007/02/08 04:20] 日本の城ピックアップ

観音寺城について--お城の冒険

観音寺城観音寺城(かんのんじじょう)は滋賀県蒲生郡安土町にある城郭。形式は山城。支城に和田山城、佐生城、箕作城。国指定史跡。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- History License:GFD
[2007/02/09 01:00] お城の冒険

観音寺城について--お城の冒険

観音寺城観音寺城(かんのんじじょう)は滋賀県蒲生郡安土町にある城郭。形式は山城。支城に和田山城、佐生城、箕作城。国指定史跡。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- History License:GFD
[2007/02/09 20:19] お城の冒険

プロフィール

yoshi

Author:yoshi
ロースクールは勉強三昧・・・

とりあえず目次sを!
コメント・相互リンクも大歓迎

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。