ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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豪傑組(by海音寺潮五郎)
★★★★☆
著者:海音寺潮五郎 出版社:文藝春秋(文庫)
定価:620円 出版年月:2004年12月 ボリューム:402P

江戸時代、文政天保期の
九州・柳川藩の剣に生きた男たちの
激烈にして痛快な生き方を活写した表題作の他、
越前松平家のお家騒動の顛末を描いた「越前騒動」「忠直卿行状記」、
戦国を生き抜いた武将たちの非情な運命を綴った「一色崩れ」等、
武士のありようとは、如何にあるべきかを問う全九篇の短篇集。
(amazon.co.jpより)


武士として生きるとは、一体どういうことか。
戦国~江戸初期に題材をとりつつ見事に描き上げた短編集。

コンテンツは、

豪傑組
一色崩れ
越前騒動
忠直卿行状記
坂崎出羽守
村山東安
末次平蔵
はやり唄五千石
白日夢      の全9篇。

短編集でありながら、
「越前騒動」と「忠直卿行状記」、「村山東安」と「末次平蔵」が続きもの。
ちょっと変わった構成です。

何といっても白眉は、「はやり唄五千石」。
時は将軍家光の御世、家光の寵妃にして4代将軍家綱の母であるお楽の方。
栄達を極める出自は、百姓出身の旗本の用人の娘。
彼女の出世にあずかり、
下総古河で百姓をしていた与作も一躍五千石の旗本へ。
しかも継ぐことになったのは、賤ヶ岳七本槍の1人、平野家。
武門の名家を百姓が継ぐ。
ただでさえ珍妙な顛末を、与作のお楽の方への思いを交え、
切なく、ほろ苦く描きます。

与作
丹波の馬追いなれど
いまはお江戸の刀さしじゃ、
しゃんと差せ、
サッサ、エイエイ

やんやの喝采の中、自らを虚仮にした戯唄を歌い狂うエンディング。
与作の目に浮かぶ涙のわけ、遠いふるさと、楽しかったあの頃・・・

頓智とも言えるような才覚で長崎の実力者に昇りつめた村山東安。
彼の栄達と破滅を描いた、「村山東安」、「末次平蔵」も趣あり。

読んで損は無いどころか読まなきゃ損損の短編集。
歴史好きなら読まずに済ますな!

amazon.co.jpでcheck! ⇒  

☆この作品を紹介しているブログ☆
歴史小説・鎖読(くさりよみ)さん
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