ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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影刀(by黒岩重吾)
★★★☆☆
著者:黒岩重吾 出版社:文藝春秋
文庫(文春)⇒定価:460円 出版年月:1997年2月 ボリューム:232P

西暦672年。大海人皇子と大友皇子が皇位を争い、
骨肉の戦いを繰り広げた壬申の乱。
大海人皇子に一命を救われた亡命百済人の孤児・鋭飛は
敵対する近江朝の間者を捕え、殺戮。勇名をはせていくが・・・
歴史のうねりに翻弄されつつ、
力の限り、信じる道を貫いた武人の、女人の、無告の民の、
清冽にして哀切なドラマ。
(amazon.co.jpより)


皇位を争う叔父と甥、
しかも甥の妻は叔父の娘なのです。。。
複雑ドロドロの古代戦争、その狭間で翻弄された老若男女の運命。
672年に起こったとされる壬申の乱。
天智天皇の子・大友皇子と、
天智天皇の弟・大海人皇子が皇位を争った戦いです。
当時の朝廷は二分、激しい戦いの末、
戦略・戦力に優れる大海人皇子側が勝利を治めます。

古代日本を揺るがす骨肉の争い。
その余波で運命を狂わされていった人々を描いた短編集が本書。

霧の慟哭
養老山の龍
影刀
無声刀
別離
左大臣の疑惑
捕鳥部万の死   の7篇。

思わず唸らされたのが、
大友皇子とその妻・十市皇女の別れを描いた「別離」。
妻の父は宿敵・大海人皇子。
互いへの遠慮・警戒からか、冷え切った夫婦の関係。
和することのないまま終わるかに見えた夫婦が、
大友皇子軍の敗退から意外な方向に進み始めます。
人が裸になる、心を開くとは
たやすいようで難しい、難しいようでたやすい。
複雑です。
大友皇子が故郷の地として特別な感情を寄せていた伊賀の人々、
彼らの壬申の乱への予想外の対応も含め、読ませる短編です。

秋の夜長に古代ロマン、是非酔ってみてください。

amazon.co.jpでcheck! ⇒ 

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

コメント

う~ん、確かに読みましたね。
内容を言われれば、思い出します。
黒岩重吾の本も大好きなのですが、最近図書館に読みたい本が置いていないのです。

やっと、永井路子歴史小説全集七をあげました。
次が、「炎環」の入った8巻です。
でも、「絵巻」も面白かったですよ。(実はもう読みました)
レビューはまだ後ですが・・・。
[2006/10/15 14:36] URL | かんが #- [ 編集 ]


『絵巻』はボクもブック・オフで見つけて取ってあります。
早くとりかかりたいな。

実は!
今日、『つわものの賦』を読み終えました!
文庫本の割りにかなりのボリューム、
通学時間を結構かけて何とか読了。

またレビューしますね♪
[2006/10/16 16:58] URL | yoshi #sSHoJftA [ 編集 ]


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