★★☆☆☆ 著者:新宮正春 出版社:集英社(文庫版あり) 文庫(集英・上)⇒定価:630円 出版年月:2005年1月 ボリューム:322P 文庫(集英・下)⇒定価:630円 出版年月:2005年1月 ボリューム:333P
家康の金山総奉行、大久保長安が残した莫大な遺産。 そのありかを解く鍵は四振りの刀に秘められていた…。 江戸幕府を揺るがす秘宝を求めて、剣豪が斬り合い、忍者が技を競う。 長編伝奇ミステリー。 (amazon.co.jpより)
江戸幕府草創のころ、 但馬・佐渡及び全国の天領の惣代官として権勢をふるった大久保長安。 その遺産たるや500万両・・・ 莫大な遺産を巡り争う、公儀隠密、由井正雪の一党、 そして復讐に燃える独りの忍び。
際立つのは「ましらの仙蔵」。 誰もその素顔を知らない、謎の忍び。 音もなく背後から忍び寄り相手の股下をズバっと切り裂く。 歴戦の忍び達すら震えあがらせる男。
そんな悪魔のような忍びのターゲットにされた、大久保一族こそ哀れ。 そして、ヒロインと思っていた鈴奈まで・・・
次々に予想が裏切られていく終盤、 500万両を手に入れるのは誰なのか。
そして最後まで生き延びられるのは誰なのか。 うーーん、見事に予想が裏切られました。
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌
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