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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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遁げろ家康(by池宮彰一郎)
★★★☆☆
著者:池宮彰一郎 出版社:朝日新聞社(文庫版あり)
文庫(朝日・上)⇒定価:630円 出版年月:2002年1月 ボリューム:325P

江戸二百六十五年の礎を築いた家康は、遁げることが得意な男だった。
小心・吝嗇・無教養という欠点を一種の才能に転換させた家康は、
欲深な家臣団にせき立られるように、幾多の危機をくぐりぬけ、
着実に領土を広げてゆく。
しかし、本能寺の変を機に、天下人へ一気に近づいたのは、
羽柴秀吉だった――
(文庫版裏表紙より)


信長、秀吉、家康、
戦国といえば誰もが名を挙げる3人の「英雄」
江戸幕府の開祖、東照大権現として神になった男
しかし、その実態は・・・
超臆病で小心者、欲の深い家臣団にいいようにやられ、
領土拡大に追いたてられる。

そんなカッコ悪い家康像を描いたのが本書。

三方が原も伊賀越えも全然勇ましさはなし、
命の危険に怯え、逆ギレよろしく振舞っただけ。

そんな彼の臆病を一大機密とし、隠しとおそうとする家臣団。
自身の保存が究極的な目標にあるとはいえ、
これも一つの忠誠のありかたか。

臆病に加え、家康の人生のもう一本の柱となったのが、人真似。
「学ぶは真似ぶ」、
今川の大軍師・太原雪斎の言葉を胸に、徹底的な模倣を繰り返す。
自軍の戦法を武田式に作り変え、赤備まで作ってしまうほどに。

臆病、人真似の家康も歳を経て、老獪な狸オヤジに。
長老たち亡き後の家臣団を操縦、豊臣を切り崩す。

司馬遼太郎『覇王の家』の盗作とも言われますが、
また違った角度から家康を描いた作品であることも事実。
滑稽、人間味溢れた家康をどうぞ。

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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