信長−あるいは戴冠せるアンドロギュヌス(by宇月原晴明)
★★★★★
著者:宇月原晴明 出版社:新潮社(文庫版あり)
文庫(新潮)⇒定価:620円 出版年月:2002年9月 ボリューム:432P
信長公、ふたなり也。
歴史の秘事、明かす総見寺の狙いや如何に。
著者:宇月原晴明 出版社:新潮社(文庫版あり)
文庫(新潮)⇒定価:620円 出版年月:2002年9月 ボリューム:432P
1930年、ベルリン滞在中のアントナン・アルトーの前に現れた
日本人・総見寺が語った奇妙な話―
ローマ皇帝ヘリオガバルスと織田信長はともに、
古代シリアに発生した暗黒の太陽神の申し子である。
そして両性具有であった、と。
興味を持ったアルトーが執筆した草稿には、知られざる信長が立ち現れる。
伝記・伝承に散らばる謎を次々に明らかにし、
洋の東西、時空を超えてダイナミックに描いた伝奇小説!
第11回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。
(amazon.co.jpより)
信長公、ふたなり也。
歴史の秘事、明かす総見寺の狙いや如何に。
周囲に蓄積する夥しい死、
髑髏をハクダミにされた朝倉義景、浅井父子、
設楽が原に炸裂する火薬と血の華、
安土の天守閣や京都御馬揃など、際立つ美意識。
信長とは、一つの破壊的なmovementではなかったか。
その信長を著者風に再構築したのが本書。
正真の狂人ヘーリオガバルスとのアナロジー、
至るところに練金の知識、異端や民間信仰のエッセンス溢れ、
まさに奇っ怪。
雪斎や信玄、謙信の呪殺、黙示録を模した根切にも圧倒されたけど、
長篠合戦はもはやスペクタクル。
ただ、内容はかなりぶっ飛んでいるので、
歴史小説ではなくファンタジー小説として味わって欲しい。
信長を巡る怪奇は、聚楽 太閤の錬金窟でクライマックスを迎えることに・・・
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髑髏をハクダミにされた朝倉義景、浅井父子、
設楽が原に炸裂する火薬と血の華、
安土の天守閣や京都御馬揃など、際立つ美意識。
信長とは、一つの破壊的なmovementではなかったか。
その信長を著者風に再構築したのが本書。
正真の狂人ヘーリオガバルスとのアナロジー、
至るところに練金の知識、異端や民間信仰のエッセンス溢れ、
まさに奇っ怪。
雪斎や信玄、謙信の呪殺、黙示録を模した根切にも圧倒されたけど、
長篠合戦はもはやスペクタクル。
ただ、内容はかなりぶっ飛んでいるので、
歴史小説ではなくファンタジー小説として味わって欲しい。
信長を巡る怪奇は、聚楽 太閤の錬金窟でクライマックスを迎えることに・・・
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