★★★☆☆ 監督:クリストファー・ノーラン 公開年:2005年 出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、 ケイティ・ホームズ、ゲイリー・オールドマン、渡辺謙、 モーガン・フリーマンほか
ゴッサム・シティの大富豪の御曹司として、 幸せな少年時代をおくっていたブルース・ウェインの人生は、 目の前で両親が殺されて以来、一変した。 悲劇の発端を招いてしまった罪悪感、抑えがたい犯人への復讐心、 父から受け継いだ善行への使命。 さまざまな葛藤を抱え、ブルースは世界を放浪する旅に出る。 ヒマラヤの奥地で “影の同盟”を名乗るデュカードという人物に出会ったブルースは、 彼に師事して心身を鍛錬。 数年ぶりにゴッサムに戻ると、自らのすべてを賭け、 悪と闘うことを決意する。 闇の番人、バットマン誕生の瞬間だった...。 (goo映画より)
山裾に咲く青い花を頂上へ持って来い。 バットマンのルーツがヒマラヤにあったとは。。。 1980年代、アメリカなど先進国における都市のスラム化。 貧困層がダウンタウンへ流入、 治安の悪化、美観の悪化。 そんな時代背景、問題意識に合わせるかのように、 都市の悪を成敗する映画が生まれました。 バットマンしかり、ロボコップしかり。
(少なくとも日本では)都市は再開発の時代。 市街は再び富裕層のものとなりつつあるようです。 そんな時代背景にミスマッチかと思いきや、 新たに軸足をトラウマの克服&成長に置き、 新生バットマン誕生。
古井戸に落下する、両親を眼前で失うという幼年期の悲劇。 それを克服する為の、流浪の日々、修業の日々。 そして、自らの内にある恐れを断ち切ったとき、 闇のヒーロー・バットマンが誕生するのです。
面白いのは、自らが社主となるウェイン・グループから こっそりと?武器を調達するところ。 商品としての価値は殆どないと思われていたものから、 超人的な活躍を支えるアイテムが生まれる。 しかも、その多くはハンドメイド。
モーガン・フリーマン、マイケル・ケインら、 演技派の大物を背景に人間ドラマ・バットマン。 アメコミ? ストーリーとかないっしょ。と言わずに、是非ごらんあれ。
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テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画
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