ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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異郷の草 三国志連作集(by志水アキ)
★★☆☆☆
著者:志水アキ 出版社:メディア・ファクトリー
定価:530円 出版年月:2007年2月

時は2世紀末、広大な中国大陸には群雄が割拠し、
覇権を争い日夜 戦に明け暮れていた。
日本人にもなじみの深い三国志の世界を、志水アキが描く連作集。
曹操・劉備・孫権ら英雄らの下で、それぞれの思いを抱いて戦乱を生きた、
ささやかだが思いの深き5人の人生がここにある。
黄忠・鍾会・甘寧・孟獲・簡雍ら
5人の「三国志」を描いた読み切りコミック5作収録。
(裏表紙より)


三国志といえば、劉備に関羽、張飛の桃園三兄弟。
『蒼天航路』のおかげで曹操か。
そんなメジャーどころの陰にありながら、
それでも個性を発揮して乱世を生き抜いた5人のくせもの達。
『巌のごとく―黄忠伝』
重く、硬く、動じず
そんな男になりたい。
巌のような男になりたい。
蜀の老将・黄忠、一世一代の見せ場・定軍山の戦い。
魏の猛将・夏侯淵を討った彼を襲う衝撃の出来事。
巌が見せた涙のわけとは。

『瞼の楽土―鍾会伝』
僕にとっては、三国志最大の謎・鐘会の反乱。
俊秀として将来を嘱望された蜀討伐の総司令官がなぜ叛いたか。
彼が本当に辿りつきたかった楽園とは・・・

『彷徨の鈴影―甘寧伝』
呉随一の猛将・甘寧。
命知らずの無鉄砲。
そんな彼を脅かす幻影の正体は。

『異郷の草―孟獲伝』
一番インパクトがあったのがこれ。
三国無双の影響からか、熊のような蛮人のイメージがあった孟獲。
しかし、本作が描くのはひ弱で頼りない中年男。
南蛮出身ですらなく、無位無官の漢人。
そんな男が南蛮のために戦うに至ったわけ・・・

『黄河の一滴―簡雍伝』
常に劉備のわきにあった「野次馬」簡雍。
劉備という大魚に捕まり、関羽や張飛、諸葛亮に出逢い、
乱世という激流を泳いでいく。
ちらちらと見える光の先にあるのは何なのか。
そこに何が待っているのか。
オチも含め、5作の中では一番心に残った作品。

敢えてメジャーどころを外す心意気や良し。
小説家にもこういう試みにチャレンジしてもらいたいでやんす。

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テーマ:まんが - ジャンル:本・雑誌

コメント

奇遇です。
私はこの前、陳舜臣の「秘本 三国志」を読んでレビュー書いたばかりです。
http://kanga.jugem.cc/?eid=350
元々三国志は好きではなかったですが、この本は、よかったですね。

三国志連作集も、レビューを読む限りではよさげですね・・・。
>敢えてメジャーどころを外す心意気や良し。
↑ここらへん、惹かれます。
ちょっと、探して読んでみようかしら・・・。
[2007/03/18 22:45] URL | かんが #0nrOdZ/U [ 編集 ]


こんちは、かんがさん。

孟獲がフツーの漢人だったり、
意外性があって読ませてくれるマンガでした。
ちょっと絵の線が細いのに違和感があり、星は二つになりましたが。

今、塚本青史の『呂后』にトライ中なので、
近々レビューしまーす。
また見に来てくださいな。
[2007/03/25 21:35] URL | yoshi #sSHoJftA [ 編集 ]


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