★★☆☆☆ 著者:荒山徹 出版社:幻冬社 定価:1890円 出版年月:2006年7月 ボリューム:421P
伊藤博文絶体絶命! その密使は、時空を超えてやってきた 朝鮮を侵略した仇敵を抹殺するために―― 韓流も嫌韓流も唸らせる、壮大無比な伝奇時代小説、 ここに誕生。 (amazon.co.jpより)
突如全裸で現れる未来からの処刑人 処刑人(抹殺人)=ターミネーター あの映画のパロディか。。。 シュワルツェネッガーが訪れたのは、 やがて起こる機械と人間の最終戦争で、 機械軍に対する抵抗軍の指導者ジョン・コナーを抹殺する為。
処刑御使が訪れたのは、 やがて大韓帝国の運命を握る、 大日本帝国の指導者・伊藤博文を抹殺する為。
若芽のうちに摘んでおくという発想。 処刑人から守るための人間が出てくるとこも同じ構造。
前作『柳生雨月抄』で ベルバラ・キャラやモスラが登場した頃から あらあら・・・と思ってましたが、時間軸までいじくりだすとは。 しかも、桂小五郎があんなことに・・・
いろいろ無茶な展開をやる割には 『魔風海峡』や『十兵衛両断』ほどのインパクトはなし。
どうせ無茶をやるならオリジナルに暴れ回って欲しいところ。 最近発売された『忍法さだめうつし』に期待というところでしょうか。
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テーマ:SF小説 - ジャンル:本・雑誌
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