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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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忍法さだめうつし(by荒山徹)
評価:★★★☆☆
著者:荒山徹 出版社:祥伝社
定価:1890円 出版年月:2007年7月 ボリューム:306P

賓客用の寝室に、黒焦げになった死体が横たわっていた。
よほど高温で激しく燃えたに違いない、
人相はおろか男女の区別さえつかぬほど炭化している。
恰も、この人間のみを狙って炎が放たれたかのようであった。
海を隔てた隣国――高麗よりの国使が、
こともあろうに迎接の責任者たる貞世の膝元で謎の怪死を遂げようとは。
(帯より)


対蒙古、30年以上の防衛戦争を強いられた高麗の民。
彼らの不満をそらすため、高麗王・高宗は考えついたのです。







国民の蟠りを晴らすため日本を討とう!
しかも蒙古を唆して!

国民の不満解消&権益獲得、
二兎を追った高宗の策は一兎も得ないわけで。
それどころか・・・

日本と蒙古を戦争に追いこむため送られた暗殺者、高麗忍びたち。
朗報を待つ高宗の元に現れたのは、何と!
日本の最高指導者、執権・北条時宗その人?!
王を殺すなかれ。
国禁を破ったサンクションや如何に。
300年の後に真の地獄が幕を明ける、「以蒙攻倭」。

特殊な家系の女が骸骨と交わることでその運命を「吸収」、
その後、彼女と交わった男に運命を「放出」する忍法さだめうつし。
運命とか宿命とかは逃れらないものであって、
そこと向き合っての苦闘から、文学が、人生が生まれると思うんですけど。
それを他人から移されるなんて理不尽の極み。
そんな無茶苦茶な忍法をキーにした、
「忍法さだめうつし」、「怪異高麗亀趺」、「対馬はおれのもの」。

高麗王・王建とか李氏朝鮮王・李成桂とか李芳遠とか、
マニアックな偉人が次々に登場。
忍法の無茶苦茶に負けず劣らずのハチャメチャぶり。

シルミド、ガメラ、ジンメン、ガンダムと、
もうなんでもあり。
思いついたら使わずにはいられないんだろう。。。
それにしても「ゴムロ、行きまーす」って。。。

この作家、これからどうなっちゃうんでしょう。
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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