ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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婆沙羅(by山田風太郎)
★★★★☆
著者:山田風太郎 出版社:講談社(文庫あり)
文庫版⇒定価:440円 出版年月:1993年9月

鎌倉幕府打倒に失敗し、隠岐へ流される後醍醐天皇、
お人よしで涙もろい足利尊氏、冷徹な合理主義者足利直義、
好色悪逆に生きる高ノ師直、師泰兄弟・・・
百獣横行の乱世を、綺羅をかざり、放埓狼藉をきわめ、
したたかに、自在に生きぬいた、
稀代の婆沙羅大名・佐々木道誉の生涯を描く、絢爛妖美の時代絵巻。
(amazon.co.jpより)


婆沙羅でやれ、
婆沙羅でゆけ

婆沙羅とは、本書によれば、
室町期に出てきた流行語で、語源は仏語。
物狂いにちかいほど綺羅をかざった服装や風俗をいったとのこと。

外見に限らず、
自らの生き方にまで無道徳、艶やかを追求する佐々木道誉。

時には魔帝と
時には野望児と
時には妖僧と
時には神将と
時には人獣と
時には隠者と
時には狼群と
時には鬼魁と
時には大将軍と
そして、時には魔童子と

といった具合に、人界の魔帝・後醍醐、多涙大度と権謀冷徹の足利兄弟、
足利家執事でありながら傍若無人の高兄弟、吉田兼好など、
室町という混沌の時代を彩った人々との邂逅。
時には、命をかけて、時には、オーラに飲まれそうになりつつ、
それでも、道誉は婆沙羅を貫きます。

ただ、無道徳というのはそもそも矛盾を内在したあり方なわけで。
楽なようでいて、それを貫くのは超人の業。

南北朝期という、何も信じられない、安心のない世界で、
権力を維持しつつ70歳まで生きぬくというのも超人の業。

そして、圧巻のラスト。
まさに息を呑む。
一匹の男、それも時代を体現した漢の生き様、ここに極まれり。

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