ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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終末のフール(by伊坂幸太郎)
★★★★☆
著者:伊坂幸太郎 出版社:集英社
定価:1470円 出版年月:2006年3月

あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。
2xxx年。
「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。
犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、
仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか?
傑作連作短編集。
(amazon.co.jpより)


世界が終わる。
それを知ったとき、いかに生きるか。
すんごいテーマです。
作家であれば、一生かけて追究してもいいだろうテーマ。
それを30そこそこで書いてしまったのが伊坂幸太郎。
正直まだ早いのでは?という感もありますが、
なかなか巧くまとまっています。

世界が終わる前の、叫びとため息は、

わたしは簡単には許さないですから(「終末のフール」静江60代)
子供を産んでればって後悔しないかなあ(「太陽のシール」富士夫30代)
どうして逃げてるのかな、わるくないのに(「籠城のビール」暁子10代)
恋愛ってのは都合よくはじまることもあるんだよ
(「冬眠のガール」小松崎20代)
明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?(「鋼鉄のウール」苗場30代)
俺は自分で納得するために復讐をした(「天体のヨール」矢部40代)
許しを乞う相手すら思い浮かばない(「演劇のオール」倫理子20代)
死ぬより怖いことはたくさんある(「深海のポール」土屋30代)

(帯より)

タイトルがそれぞれ韻を踏んでいるのも面白い。
無理矢理ってのもありますけどね。

それぞれが破壊と再生の物語。
終末を知った人々の混乱で、家族が、日常が、夢が壊れてしまう。
人との新たな出逢い、再会により、
それを再生していくのが各話のポイント。
3年持ちこたえられる程度にというところもミソですが。

この命をあきらめない。
生きる道のあるかぎり。


月並みな言い方ですが、
人間の脆さ・弱さとしたたかさ・強さを教えてくれる作品です。

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